Land of Riches
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刀ステ心伝の大楽ライビュ、通い慣れたおおたかの森がまさかの落選だったため、レイクタウンの イオンシネマに初めて行きました。買い物には何度も来ているのに映画館は未踏でした。 TOHOに比べるとイオンシネマは設備面で若干のフラストレーションを覚えます。あと今回たまたまか 途中入場者が結構いてストレスを感じました。派手にドリンクこぼすのは流石に不可抗力としても。
2日目配信、現地観劇に続く三度目の鑑賞でしたが、毎回同じ『沖田くんの慟哭』で泣いてしまうのでした。 刀ステ本丸を初演から支える荒牧さんとKステで戦友だった松田凌さんを加州清光に起用し、 その相方である大和守安定を松田凌さんと近しい実力派である植田圭輔さんに委ねた沖田組。 強すぎる二人の敬愛する元主として早乙女友貴さんはあまりに正解過ぎました。 監査官の内藤さん含め、役者さんの関係を取り込んだこれ以上考えられない中心部分の人間関係、 大楽では舞いながら扇を中に放り上げるという超絶技巧まで出てきて圧巻でした。殺陣も速かったですね。
新選組が題材として強すぎて、一度は回避して維伝を作った末満さんによる、人脈と経験が織りなす つけたりとしての刀ステ…長谷部推しの贔屓目抜きにしたら誰でも初見で勧められる現時点での 最高傑作ではないかとさえ思います。心伝の座組は座長のストイックさ(松田凌さん自身は 可愛げとは正反対の位置にいる、リヴァイこそハマり役と言えるタイプ)が作用したのか、 カテコでも部活みたいなノリだったと話すキャストがたくさんいました。
刀ステの大楽と言えば怒涛の新作発表でお馴染みですが、今回ばかりは余韻に浸らせてくれよ派の 嘆きが分かってしまいました。SNSの話題も新作に染まってしまいますから…今回の発表も強かったです。 あまりに凄まじ過ぎて、赤の他人である隣の席の方と、「やばいですね」 「たくさんいすぎて誰がいたのか覚えてません」と盛り上がってしまいました。
次作は天保江戸だと誰もが思っていたところへ繰り出された長義座長のオムニバス。 そこに参戦する新規男士の顔触れ(北谷菜切・日光一文字・七星剣・笹貫)がどれを取っても 物語での立ち位置的にも訛などのクセ的にも公演デビューでなくて大丈夫?!と心配になるラインナップ。
また本公演たる天保江戸(志伝)も慣例を破ってオール刀ステ初出演の陣容。テニミュから離れているので テニミュキャストが多いらしいと言われてもピンと来ないのですが…ともあれ楽しみではありますが、 同時に世代交代も進んでいくんだと実感させられ、良くも悪くも長期シリーズを感じさせてくれました。 来年1月の大本丸博に刀ステはどう絡んでいくのでしょうか?
2024.7.23 wrote
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