Land of Riches
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4/2の刀剣乱舞廻アニメ初回放送を前に、先行上映会がTOHO日比谷で行われました。 残念ながら本会場のチケットは確保できず、TOHO上野からのライビュ参加となりました。 参加特典のポストカード(6振りの顔アップ集)は手に入ったので良かったです。
上映されたのは2話まで。公開されていた動画では作画が心もとない印象でしたが、 1話冒頭から刀ステ未出演男士(蛍丸や鳴狐と2.5次元では難しそうな顔触れ)を含む 部隊が安土に出陣し、清光が家康を守る天伝へのロングパス込みの戦闘で不安を払拭。
国広兄弟の原案ゲーム回想をそんな戦闘の合間に織り込んだかと思えば、 清光vs山姥切国広の手合わせで初期刀組が長い期間紡いだ絆を示唆。 虚伝に出た12振り以外はモブみたいな扱いかと思いきや案外動くし喋る! 審神者は女の子の市松人形越しに低音を響かせる成人男性のリモートワーク…?
織田組も顕現時点では素面だった不動、悩みまくっていて儚すぎる宗三、 保健医みたいな薬研、そして優しさを持ちながら信長の話題で硬化する長谷部と 虚伝とは似て非なる個体(≒別本丸)だときっちり提示してきたのでした。 (特に不動がヘイトコントロールなのか、視聴者の同情を集め易い純粋キャラになってました)
登壇したのは三日月+山姥切国広+織田4振りの担当声優。虚伝もこの面々は 長谷部(和田さんas)を除き既にキャリアを積んでいた俳優が演じ、力量で押し切る構成でした。 声優陣も刀剣乱舞がデビュー時期だった薬研役の山下さん以外はゲームリリース時点で かなりの経験を持つ方ばかりで、役者陣の更に上を行く芸歴と言えます。 そんな方々によるリブートですから、これまであったメディアミックス本丸とは また別の本丸なのだと演技でしっかり表現されていて、唸りました。 (三日月だけは鳥海さん的にはいつもの調子みたいですが…発言内容はともかく)
樽助さんによると廻の長谷部はとにかく相手をまっすぐ見て話し(気にかけて見ると 本当に怖いぐらいじっと凝視している)その目つきが怖い…とのこと。 それだけ真摯に向き合っているとも言えますが、比較的優しい不動がきちんと 長谷部の地雷だけは踏み抜いていくため、どんどん不機嫌になっていきます。
最後の挨拶で前野さんが刀ステのみならず刀ミュや歌舞伎の本丸にも触れていて驚き、 同時に嬉しかったです。歌舞伎には山姥切国広いないのにちゃんと気にかけて下さるのが。 (歌舞伎本丸は珍しく始まりの5振りが現時点では一切絡んでないんですよね)
刀ステ虚伝初演から8年近い時を経て生まれた2つのアフター、舞台PPVV3と アニメ廻がどちらも素晴らしい作品であるのが心から嬉しいです。
2024.5.12 wrote
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