Love Harmony's,Inc.（以下LHI）が2024年3月にZepp Hanedaでライブをするのは
かなり前から知っていました。歌舞伎町でフリーライブを重ねていたのも販促でしたから。

しかし…アーティストにとってチケットを売り切るのは大きな意味を持つらしいのに、
Zeppで最も大きな箱である羽田を選んだのが災いしたのか、結局完売しませんでした。
（1年前のワンマンはZeppでもKT Yokohamaだった）
日曜夜に羽田空港手前の天空橋って、結構厳しいシチュエーションだと感じました。
少なからずいた“北海道から駆け付けた方々”には便利なのかもしれませんが。

私は開催直前にチケットを買ったので、最後列の一つ前列、そのほぼ一番端でした。
最後列にはメンバー（木原さんではない）のご親族がいらっしゃいました。
グッズも海辺の強風に晒されつつ待機列に並ぶ程の愛情はなくスルーしてしまいました。
ペンライト、メンバーカラーも曲カラーも1曲（オリオンを見上げて、のみ
早希さんリクエストで白）を除き公式には指定されたなかったため、
客席ではまちまちの色が輝いていました。緑が多かったように見えましたけど。

Youtubeでカバー曲→オリジナル曲を多々upしているLHI。お陰でいろいろ聴けました。
不足気味とはいえ一緒に歌う＋手を動かすパートも一応、予習して参加しました。
『Let's Sing!!!!!!!』は本編とアンコールの二度もラストを飾ってくれました。
（LHIは名前が会社なので、ファンはShineでアンコールは残業（笑））
参加しやすいシンプルなパートで、声出して歌うの楽しかったです！

LHIはもともとソニーが全国各地で展開していたプロジェクトから歌が上手な
メンバーを集めた選抜チームです。アカペラで歌えるだけの力量持ちばかり。
木原さんは東京（劇団番町ボーイズ）から参加して現在に至っています。

2.5次元ミュージカルでは図抜けて歌が上手いと感じる木原さんですが、
LHIでは素人の耳でもそうではない（みんな上手だから）とすぐに分かりました。
だからこそ木原さんは番ボを卒業してもLHIには在籍し続けているのでしょう。

実年齢では最年少でもないのですが、グループ内の振る舞いはかなり幼げ。
坂田さんがギターを弾き、RyoTracksさんのボイパに支えられながら
山田さん（テニミュ4th手塚役）と歌ったORANGE RANGEのカバー『上海ハニー』では
サングラス＋水鉄砲ではしゃぎまくった末、何故か沖縄名物を並べながら退場。
「それ沖縄！」と他メンバーにつっこまれてましたが、私もブレイバーンに
登場したハワイのコナビールを探してわしたショップ（沖縄のアンテナショップ）に
行ったので、ちょっと親近感を覚えました。沖縄の魔力…？（木原さんは昨年沖縄行った）

先述の通り全国規模のプロジェクトで始まったLHI。福岡のメンバーは上京して
現在は東京中心で活動しているのですが、北海道から参加したNORDの島さんは
今も大泉さんと同じ事務所でローカルスターとしてバラエティ等でも活躍しています。
NORDでのメンバーカラーが緑なので、LHIでも会場に緑が多めだったんですね。
いや、今回のメンバーの服グリーン基調だったので、全員緑でもあったのですが。
（木原さんはパート分け画像見ても恐らくキラメイジャー由来の黄色）

この島さんがマジでめちゃくちゃ歌が上手いんですよ。繰り返しになりますが、
LHIは皆さん上手で、下手な人いないから、物凄く耳に心地よいグループです。
そこにあって、島さんは素人でも唸るぐらい上手い。もっと聞きたいと感じて、
会場でもビラが配布されていた6月のミュージカルGIRLFRIEND、島さんとの
シャッフルウィークの回をチケット取りましたから。本来の相棒はブリミュでも
共演している井澤さんなのですが。あと憧れの役者でもある高橋健介さんとの回もあります。

会場も席もちょっと遠くはありましたが、それでも十二分に楽しめました。
素敵な歌声を聴き、それだけでなく共に歌を紡ぎあげる。素敵な時間でした。
この思い出を胸に抱えて頑張って生きていく―メンバーの願いを素直に受け取れました。

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