Land of Riches
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夕方にFGOの宮崎巡回イベント、夜にとうらぶ9周年直前配信がありました。 FGOはゲスト声優の顔触れからSamurai Remnant(以下サムレム)コラボの詳細が 発表されると予想されていて、これまでにサムレム本編のクリアがSNSで推奨されてました。
実際に発表された配布/ガチャ輩出サーヴァントは予想を超えるネタバレばかりで、 この日もずっと布団の中でエンディングを回収し続けて正解だったと心底思いました。 前回8日付で書いた予想と違い、真EDは他ED全部回収しなくても見れました。
途中離脱オチの若旦那(縮緬問屋の隠居…)と世界漫遊エンディング。 早々と伊織が願いを押し殺し、由井正雪やドロテアなど多くの女性の心を奪う一条の光ルート。 最後の最後まで揺れながらも最大の鎹カヤをラスボスに攫われ江戸城に攻め入る復讐の焔ルート。
まともそうに見えて狂っている伊織と悪人面しながら本性は家族が好きだっただけの 地右衛門が対峙する復讐の焔ルートがSNのFateルートオマージュなら、 正雪や鄭成功など他陣営の立ち位置がコロコロ入れ替わる一条の光はUBWに似ています。 どの主従も自分の願いや望みにただ殉じただけで、いわゆるガチの悪役はいません。 (それでも服が暗い色のキャラが敵役として登場する割合が高く感じました)
理性的なようで、実は知性で無意識からの強烈な欲求を押さえつけていただけの伊織。 彼が自らの望みのため聖杯を使うと決めた時、その願いを断つべく立ちはだかったのは パートナーであるセイバーでした。これが『きみの願いを切り捨てる』というコピーの正体。
SNSでかなり匂わされていたので予想通りの結末ではあったのですが、 正直、予備知識という名のクッションが無かったらクリア後に数日寝込みそうな 衝撃的な幕切れでした。マスターとサーヴァントが別離するのがFateの醍醐味で TYPE-MOONでは殺し愛は珍しくないのですが、それでも主人公が殺されて終わるとは…。 (しかも殺害エンドなのに後味がそれほど悪くない。残されたカヤは可哀想ですけど)
伊織が一般市民を苦しめず自らの欲求を突き詰められそうな場所がカルデアゆえに コラボで配布サーヴァントとして実装されるのは必然でした。宝具も当然燕返し。 私もこれはサムレム内が初見で本当に良かったと思っています。伊織がゲーム中で 武蔵の死後に小次郎へ師事した回想はちゃんと事前にあるんですけど、そうきたか、と。 しかも発動後の納刀がめちゃくちゃかっこいいんですよ。FGOでも再現頑張ってましたが。
あまりにめちゃくちゃな設定は私にも刺さりました。FGOでは主命とあらば、と 発言するようなのですが、長谷部より精神が人間離れしているという。 そして剣術の腕はサーヴァントと対等に張り合えてしまうレベル。やばいです。
夜のとうらぶ配信では長谷部が夜になると光る高い塔=福岡タワーと認識しているのと 虚伝アニメの放映時期決定に揺さぶられました。アニメは低予算そうですが、 末満さんが役者当て書きしたセリフを樽助さんが言うだけで感無量でした。
2023.1.14 wrote
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