Land of Riches
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船山さんが移籍したラインメール青森はホームタウンが北国すぎて、 4/30のホーム開幕戦まで5連続アウェー戦です。代わりに、7月に4連続ホーム開催が。
開幕戦の対戦相手はクリアソン新宿。関東大学リーグの自前グランド開催が激増した 理由としてブリオベッカ浦安と並んで挙げられており、開幕戦はとても行きやすい西が丘。
東京23区内にプロサッカークラブがないのは何故か、考え抜かれた末に生まれた クリアソン新宿は他のクラブとは違うフィロソフィーでJFLまで上がってきました。 ラインメールが船山さんのように元Jリーガーを補強して、まずはサッカーチームとして カテゴリーを上げて既成事実を作っていこう…というありがちなパターンで 編成されているのに対し、クリアソンはまず企業としての強固さを重視してきました。 パートナーには新宿の名だたる百貨店が名を連ねています。マルイでVTRが流れていたり。 試合会場でスタッフが観客に対して行うお見送り挨拶もJクラブ以上の徹底ぶりでした。 ファンクラブの会報も雑誌かと思うぐらいのスタイリッシュデザイン。
開幕戦は煎餅屋の金吾堂製菓が冠スポンサー。JFLは船山さんがRKU在学当時以来ですが、 JFLで冠スポンサーなんて記憶にありません。冠スポンサーのブースは煎餅が 3袋500円で買えるお買い得(もともとドラッグストアで売っている製品ですが)な店でした。
スタグルもケータリングカーを10台も呼んでました。しかもラインナップが かなりおしゃれ。オフィス街のランチケータリングにも近いのですが、 フレンチ、シンガポール、アフリカンなど一般的な茶色いスタグルとは一線を画してました。 私はお魚フレンチ+蒸し野菜サラダセットを購入。普段の食事よりヘルシーかも。
クリアソンのコーチは北嶋さんや桐畑さんで、ラインメールのコーチは加藤望さんと どうにも懐かしくなる顔触れ。そんな中でアップをする船山さんを眺めるだけで 既に幸せな気持ちになっていました。それは試合が始まっても継続していて、 PK失敗したり決定機でポストに当てたりしても、満たされた心地でした。
もちろん、女声でも頑張るコアサポさんたちに応える結果を出してほしかったですし、 (試合自体はスコアレスドローでした。ラインメール、メンツだけは豪華なのに…) 本人もインスタで反省の弁は綴っていましたが、私個人としては数年ぶりに…恐らく 船山さんが山雅にいた頃以来、サッカーを見るのが楽しいと純粋に思えたのです。
誰かに会うためでもなく、何かのついででもなく、ただただ贔屓にしている フットボーラーのプレーを満喫するためだけにスタジアムへ足を運ぶ。 完全に、初心へ帰った心地がしました。数年前まで、自分が全てを失った時、 最後まで残っているのは船山さんと柳澤さんのファンであることだと思っていましたが、 その頃に近づいたとでも言いますか。ジェフと相模原しんどかったんだとも気づきますが(苦笑)
ラストシーズンの気持ちで、見守っていきたいです。
2023.4.24 wrote
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