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Land of Riches
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| 2022年06月11日(土) |
feel with my own heart |
早くも6月上旬が飛び去っています。入浴後に風呂掃除をするのですが、 気が付いたらまたバスタブ洗ってる…と自嘲する程、平日が高速で飛び去って行きます。 まさか人生でASDへの対処法が書かれた本を借りる日が来るとは思いませんでしたよ。
昨夜2時まで夜更かしして、FGO6.5章トラオムをやっとクリアしました。 世間からは相変わらず周回遅れで、ラストにあるサーヴァントが戦線離脱するのも pixivで知りましたし、中ボスアーチャーの真名はtwitterで知りました(苦笑)
ゲームではプレーヤーが倒すべき敵を設定しなければならないのですが、 トラオムではモブに至るまで膨大な数のサーヴァントが3勢力に分かれて 戦い続けていることにして、カルデアが人間を攻撃せずに済むようにしていました。 サーヴァントならある程度の歯ごたえを有していてもおかしくないですしね難易度的にも。
3勢力はそれぞれ強烈な男女CPをトップに据えていて(復讐ジククリ、復権コンヨハ、 王権ドンサン)それ以外にもカドアナや安清など多数の男女CPが登場し、 実は恋愛ものではないかと思ったくらいでした。私が強いインパクトを受けたのは コンスタンティノス11世だったのですが、クリア後のtwitterサジェストで 彼自身や女教皇ヨハンナとの愛が一部ひどく嫌われていたのを知ったのでした(再び苦笑)
コンスタンティノスの初登場はホワイトデーイベントの仮名マイケルで、 6.5章開幕直前にはFGO既出のローマ皇帝と共闘ウィークが設定されていました。 防御宝具のライダーには全く魅力を感じず、ピックアップガチャは一度も 回さなかったのですが、まさかトラオムで私の性癖である『好きな人の前でだけ 態度が全然違う』をやってくれるとは思いませんでした。久々にぐさりと刺されました。
とはいえ、不評の原因とされている『トラオムのコンスタンティノスが カルデアに召喚される際の彼と性格が違い過ぎる』のは紛れもない事実。 アナスタシアが冷徹高貴な異聞帯とおちゃめな汎人類史でかなり違うのと同じです。
前述の開幕直前のプチイベントも、このギャップに対する反応を予想して 仕込まれたのだろうという類推、恐らく正解だと私は思います。 私に刺さったのがトラオムで戦った記録限定の振る舞い(トラオムでの想い出を 座に持ち帰ることすら拒否している点まで)なのが、本当に悔やまれますし、 同時にガチャを回さずに済むため助かっているのも事実。なかなか複雑なところです。
ヨハンナは実在を否定された朧(物語の空虚さを強調されると刀ステ好きにはしんどい)ですが、 それゆえに、トラオムのマスターが植え付けた反逆衝動に苛まれていた コンスタンティノスや他の復権勢力鯖が救われてしまった偶然を生み出しました。 (嫌ってる人は一個体の恋愛感情で戦争を続けた果てに勢力全体を破滅させたと 感じているようですが、復権領域に集った鯖はみんな在り方に悩んでいたのではないかと個人的に)
記録を拒否したトラオムのコンスタンティノスを6.5章クリア後も覚えているのは、 物語の読み手であるプレーヤーだけなんですよ。代償として物語世界からの 完全忘却を選んだローランの行為を記憶しているのがプレーヤーのみなのと同じで。
物語は全ての人に好意的に受け止められるわけでもないし、誤読もされる。 当たり前のことですけどね。それぞれの人によって同じ物語は違う意味を持つのも、
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