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 2022年05月08日(日)   鏡像 

日常雑記をこのLR、非日常のイベントをblog…と使い分けているつもりです。
しかし、今日の試合は数十秒考えて、こちらでいいか…という結論に達しました。

天皇杯予選神奈川決勝。SC相模原の対戦相手はJクラブであるYSCCを破った
関東大学1部リーグ現在3位の桐蔭横浜大です。ここまで書いた段階でも
苦戦確実だと思うのですが、SC相模原はCovidで高熱を出した選手が続出し、
稼ぎ時のGWにJ3リーグ戦2試合を中止にしている大苦境にありました。

今日はどうにかエントリーメンバーを枠いっぱいかき集めたようですが、
サブにGKが二人いたり、監督コメントによるとベンチメンバーは昨日や一昨日に
やっとチームへ合流できた選手もいた模様です。持井選手のコメントを信じるなら
スタメン(柴崎さんや鎌田ゲームキャプテンなどベテラン多め)は練習を
きちんとやれていたメンバーだとか。それでも活動停止明けは10人弱だったようで。
要するにトレーニングでの熟成など全く期待できない状況だったのです。

ふたを開けてみれば大学生相手に5バック、それでも特にプレスがあったわけでもない
シチュエーションでのボールロストから先制点を許すなど、相模原は良いところなし。
公式記録見てませんが、シュート本数も普通に負けてるんじゃないでしょうか。

船山さんを高木監督は70〜75分以上使う試合がなかったんですけど、今日はフル出場。
残念ながらSC相模原の昨オフの補強は失敗(意図の不整合)説が囁かれており、
観戦を重ねるたび、それを否定できなくなっている自分が悲しくなります。

それでも、ユニフォーム着て座っていてもいわゆる地蔵で、ミスがあった時だけ
ため息をつく人に比べたら、私、めちゃくちゃ手を叩いて(相模原の応援は
ドラムを細かく叩いて威勢良く見せかけているだけだよな…と他クラブと並べると
感じている私がいます)応援しました。我ながら偉いと思います(笑)
左手首のトラッカーが、それをランニング時間として検出しているのも笑いました。

干支一回り以上前には、鎌田さんや船山さんが逆の立場でした。
応援する人がたくさんいるJクラブ相手に、部員がわずかに応援するだけの大学サッカー部。
強いのに。それを思えば…随分と遠いところまで来たとしみじみしました。
5/6に35歳になったばかりの船山さん。現役続けてくれているだけで素晴らしいのですよ。
それはそれとして、ベテランらしい存在感を見せてほしいとも願ってしまうのですが。

とても素直に帰宅する心境ではなかったので、中華街へ行って関帝廟と媽祖廟を
お参りしてきました。大きくて長い線香を各5本ずつ買わされて、さすが華僑は
商売が上手だと改めて感じました。今も匂うぐらい線香が体に染みついてます。

まずは屋外で三拝してから線香をささげまた一礼…それを脇にまつられた対象にも行います。
屋内では用意されたクッションに膝をつき、また三拝。住所や名前、生年月日を
心の内で申告するのが作法だそうですが、これ叩頭の流れを汲んでいるのか…と思ったり。
叩頭のルーツはモンゴルにあるようですから、文化の流布は奥深いです。

具体的なご利益が限定されているのも中華っぽいと感じたんですけど、
10回お参りしてSC相模原の今後を一度も憂えなかったあたりが今の私だと
帰りの電車でふと気づいてしまったのでした。内心諦めているのかもしれません…。


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