Land of Riches


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 2020年01月23日(木)   夜を翔ける 

六本木で開催されたTYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡-に行ってきました。
会期がフューチャーされるSNヒロインによって3分割されていて、
私はもちろん凛ちゃんがメインになるUBW期間の、その初日にチケットを取ったのでした。

FGOで大ブレイクしたFateシリーズ、その原点は中学入学直後、奈須さんが消しゴムを忘れ、
武内さんが貸した出会いにあります。こう書くとフィクションみたいですが、
それは事実だと会場に展示されたガラス越しのノートが示していました。
学生時代に書いていた小説を公衆に披露することを許した奈須さん心が広すぎるよ…!
(私だったらその場で即座に破り捨てる自信がある)
武内さんも昔のつたないイラストを展示していたから、お互い様というわけでしょうか。
懐かしのPC-98で起動された一太郎に浮かぶのは独特の奈須節。
良くも悪くもTYPE-MOONが同人ノリなのは、こういう起源を持つからです。

TYPE-MOONはどこからが古参かよく議論されますが(展示の冒頭で初めて月箱を見ました)
壁に大量にぶらさげられたコミケグッズも、随分と見覚えあるものが増えました。
私はDEEN版のアニメでFateに出会い、EXTRA無印で再燃した経歴の持ち主なんです。

それでも壁一面どころか天井からぶら下げられたフローチャートなどが
肉眼では100%把握できず、双眼鏡持ってこればよかったと悔んだりもしました。
PC版のオープニングが延々と流されたり、冬木の大ジオラマがあったり、
いろんな人から寄せられた色紙が展示されていたり、とてもボリューミーな展示でした。

会場で引き換えたドレス姿の凛ちゃんが描かれたチケットの裏には、凛ちゃんのセリフが。
「悔むのはここまでよ。悩んでいる暇があったら行動するのが私の信条」
凛ちゃんは本当にかっこいい、ヒーローみたいなヒロインです。

物販会場では物欲を押し殺し、そこそこのお値段する併設カフェ・アーネンエルベで
凛ちゃんのコースターを見事自引きして、満足して帰りました。
会場近くにはロシア大使館があって、常に警備されているんだと思ったりもしました。

2020.5.15 wrote


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