Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2020年01月05日(日)   山羊座木星YEAR 

あけましておめでとうございます。
誰がここを見ているのかわかりませんが、今年もよろしくお願いします。

毎年恒例大晦日の振り返り企画も、30日に雨が降って洗濯物が乾かなかったという理由で
31日まで帰省を遅らせた割には、新幹線車内でポチポチ打つという頑張りも空しく
いまだアップできていません。挙げるべき項目は割と早めにピックアップしていたのですが。

カレンダーの巡りで実家には長く滞在しましたが、何一つ自由行動はできませんでした。
昨日発売のジャンプSQに綴じこまれた“キャラクターの3年後が見られるポスター”も
特典が付く書店まで買いに行くことができず、生まれて初めてkindle版で済ませました。

実家が老々介護になっているのはそんな最近の話でもないのですが、
前回帰省(5月GWに滋賀まで曜変天目を見に行った時)から半年強の期間で
祖母の認知症が急激に悪化しており、両親が振り回されている地獄でした。
私の顔を忘れたりはしていないのですが、数字関係が全くダメになってしまって、
自分の誕生日や私の予定を何度言われても把握できない、私へのお年玉を
1回の夕食で3度も渡そうとする…といった有様です。父は厳しい人なので
怒鳴って言い聞かせたりするのですが、母の言う通り、もう無駄ですね…。

それでも自分が怒られているという自覚はあって、歳はとるもんじゃない、と泣くのです。
正直に白状すると、少女時代から家族との食卓にはトラウマがありすぎて
(私が消化に悪いと呆れられるぐらい噛まずに食べる早食いなのはこれが原因。
とにかく家族と一緒の卓に座っていたくなかったのです。
今も強く自制しないとダイニングに居続けることができません)
祖母は世界で一番嫌いな人間なのですが、そんな彼女の嘆きは私が18歳の頃から
ずっと囚われている命題そのもので、血は争えないという事象なのかと。
もう出家して仏門に入るしかないかと思ってしまいます。

世間の人が正月休み終わったと悲しんでいるのに、私だけは少なからぬ解放感に
救いすら感じています。両親と今後について語る時間は、生まれて以降、
記憶にある限りでは最も重苦しいひと時でした。私の年齢からしたら、
もう逃げてはいけない話題なのですが…非力すぎます自分が。
(なんといってもまともな職歴ではないせいで収入が圧倒的に足りない)

今できることがあるとすれば、持ち物をもっともっと減らすぐらいでしょうか。
私の物を片付けてくれる人なんて、世界のどこにも存在しないのですから。


やぶ |MailWeblog