Land of Riches


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 2018年05月25日(金)   夢想連環 

AmazonでDVD買うと安いんですが、自宅で受け取れなくて、
最近は日本郵便の担当が多いため、職場近くへの郵便局に転送しての受け取りとなるため、
発売日の2日後入手がデフォルトになってきています。今回の刀ステ外伝もそうなりました。

虚伝初演を除けば、唯一(この書き方、我ながらおかしいね)生で見れなかった外伝。
だからライブ配信で見たし、ディレイも何回も見たはずなんですが、
ジョ伝を経た今見ると、また違って見えますね。確かにジョ伝の助走というか。

外伝のメインは新刀剣男士のお披露目(今回のバクステは新キャストが
座長から殺陣を習うシーンが多く収録されていて、今までとは違った切り口)ですが、
連作でもある刀ステシリーズとしては、序伝と如伝の中間に相応しい
近侍山姥切と、近侍になれない長谷部の会話がメインなのかなと感じました。

序伝:写しの山姥切が近侍であることに長谷部は不満を隠さない。
二人とも戦況を計れず、揃って徹底抗戦を主張して同田貫に止められる。

虚伝:近侍に返り咲いた山姥切に嫉妬心をぶつける長谷部。
二人とも序伝を引きずってか、和を乱す不動への当たりが厳しい。

外伝:本能寺で過去を清算しきれていないと判明した長谷部に嫌味を言う山姥切。
逆に、動揺で従属を強要する山姥切に長谷部が喧嘩を売るシーンもある。

義伝:長谷部が山姥切を気遣って放った一言で平穏を失った小夜を導く山姥切。

如伝:かつては未熟だったが今は今、目の前の任務に集中しようと語り合う二人。

如伝の最初にある会話、二度も訪れいろいろあった小田原という土地で
センチメンタルになっているのでは…と博多に推測されている二人ですが、
実は物凄く大人な会話をしています。その境地に二人がたどり着くまでには、
あまりにもいろんなことがあったのだ…と改めて気づかされる外伝でした。
荒牧さんが、末満さんの脚本には一本の筋が通っているからブレがない、と
コメントしているのも納得です。二人とも、どんどん視野が広くなってるんですね。

2018.5.26 wrote


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