Land of Riches


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 2017年07月16日(日)   冠婚葬祭 

刀ステの記事が載ってるというから、次号発売直前で100円引きになっていた
CanCam(20代前半をターゲットにしてるからさすがに羞恥プレイ。
とは言え本誌にも30代のモデルが出てきてたり…?)を買ったのですが、
服も食事もスキンケアグッズさえも全てがインスタ映えする or notに
なってしまっている今時の恐ろしさを痛感しました(挨拶)

七夕の頃、MIOびわこ滋賀が突如として柳澤さんの引退セレモニーをやるという
リリースを出して…舞台と重なって半狂乱になったり、職場が日に日に状況悪化したり、
どうにか舞台のチケットを交換して頂いたり、夜行バスを予約するも
タイムスケジュール的にヤバい気配を感じたり、いろいろありましたが、
どうにか無事に新幹線で弾丸遠征して帰ってきました。
若くないのに、怒濤の3日間を完走できた自分にほっとしてます。

屋根もほとんどない小さなスタジアム、日差しが降り注ぐ中、
スーツ完全装備という暑そうな格好で、似合わない拙い敬語で感謝を述べ、
溺愛している息子with妻(多分昔岐阜で見た人)から花束を受け取った柳澤さんでした。

何が凄いって、キックオフ15分前のセレモニーの段階では日が差してたのに、
試合が始まるとみるみる空は暗くなり、前半途中で雷鳴がとどろいて
さっくり中断、そして状況が短期的に良くならないからとゲームは中止されたのです。
それなりに長くサッカー見てますが、中止になったのは初体験かと。

柳澤さんはご家族をスタンドに呼んでいて、ご家族はおそらく私よりも
更に遠くからいらっしゃっている関係で彼自身も長くスタジアムには居られず、
なんと試合中に自らスタンドを見回して移動しては見知った顔に声を掛けるという
サービスをしてくれたのでした。セレモニーを意識してか無意識だったのか、
スタジアムのど真ん中に陣取ってしまった自分を褒めてあげたくなりました。

私は岐阜セカンドをずっと応援している人なんかと比べたら、
そんなに深い繋がりを維持できているわけではないので、
話したのもほんの少しなんですが(前日にthank youカードを買って、
何を書こうか考えても書けなくて、当日の移動中も、スタジアムについてからも、
結局一文だって書けなくて、渡すことなく終わったのがほんのり悔やまれます)
それでも彼から声を掛けてもらえた(最近は会うたびに「お久しぶりです」と
言われる程の体たらくだったんですが)のは嬉しかったです。
まさか最後のやり取りが息子の可愛さにデレデレ…だとは思いませんでしたが(笑)

今まで楽しかった、お疲れ様、とは言えたので、最低限の最低レベルは
伝えられたはず…最後の最後まで機を見るのに長けたプレーヤーでした。

14年間、本当にありがとう。
サッカーは辛く苦しく悲しいし、見てると怒ってばかりになると学んでしまったけど、
それでも柳澤さんのプレーを見るとサッカーは楽しさも含んでいると思い出せました。

これからは身近な人たちを笑顔にしてあげて下さい。


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