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Land of Riches
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| 2016年01月27日(水) |
箸より重いものは持ったことが無い |
今日は長谷部・鶴丸・山姥切という素晴らしい(需要があるという意味で)顔触れの アクキープライズがゲーセンに投入される日。秋葉原某所では両側に それだけが入った列があって、通れないぐらい女の子が群がってました。 どれどれ、と私がトライしてみると、こんなに握力がないアームは初めて見たと 断言できるぐらい動きもしない凄まじい設定でした。 私は1000円で諦めましたが、twitterで5000円使った人がいたのも分かる程。 結局、プライズ得意な方にお声掛けして譲って頂くことになりました。
寒波は落ち着いてきて(職場のデスクがすかすかなのは当分続きそうですが) 書類量も程々に。10日以内には返信します、のメール着信を待ち焦がれた果てに 9日目の今日ログインしたら、私が通知メールの設定を忘れていただけという とんでもない有様(先方からの返事は14時間で届いていた!)です。 どこまでも信用できないのは自分の記憶力です。
福岡市博物館の、噂では4時間だった待ち時間のために(実際は2時間でした) ブックオフで上下巻買って持っていった『群雲 関ヶ原へ』をやっと読み終わりました。 各巻600p超えの大ボリュームなのに、ブックオフで108円のあたりで察するべきでしたが、 非常に読みづらく…時間がかかってしまいました。作者の商業デビュー作で、 関ヶ原をとりまく群像劇を、東北や九州の同時進行戦乱含めて丁寧に書いてるんですが、 舞台や人物が飛び飛びになるせいで、どうしても集中が続かなくて。
黒田長政がかっこいいと聞いて買ったのに、最初に出てくるの下巻のp120過ぎですからね。 その後も何シーンか出てきて、確かにかっこいいんですが、あくまでも地味な脇役でした。
親友(この作品では本当に心底仲がいい設定)の福島正則が人材の収集に長け、 私欲より義理人情を優先する好漢(家康が誰よりも味方にしたいと重視している)であるのに対し、 長政は父親譲りの卓越した戦局観を持ちながら、思いついたら即実行の父とは違い、 家康ですら自分(長政)の計算から外れた行為をすれば内心で冷ややかに笑う 現実主義者として描かれています。頭の回転は速いのに口数は多くなく、 家康や三成ですら揺れる存在として書かれているのに、過ちを犯さない存在です。
自称博徒の父と違い、長政が後世に良い評価を伝えられない程のリアリストなのは 幼少期に織田家の人質となり、信長に殺されかけたことが大きく影響していそうです。 長政には、この小説のような冷徹さもあるのですが、若い頃は猪武者だったこと、 晩年になっても自分の武功をけなされたら一瞬で抜刀していたという熱さもあるのです。
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