Land of Riches
Index|Before|After
2014年12月11日(木) |
I PLAY FOR..."202+α" |
タイトルは熊谷キャプテンがI PLAY FOR企画で書いていたもの。 これを一冊にまとめた本は2回戦から発売だそうで(遠い目)
そんなわけで、仙台大を見るべく、昨夜は20時近くまで残業しました(白目) 仕事を休めば、休み明けの自分の首が絞まる展開なのに…。
雨はあがったもののグラウンドは柔らかく、また屋根下の観客を惑わせるほどの風。 比較的、繋いで攻めようという志向に見受けられた仙台大・常葉大浜松の 両チームには厳しいコンディションだったかと。にしても、澤登さん率いる(!) 常葉大浜松キャンパスの略称が「常浜大」なのは、なんか納得がいかない…(どうでもいい) 寒くもあったのですが、入場時にコートを着ていたのは常葉大浜松のみだったのも印象的でした。
パスの狙いどころとしては半袖10番が輝いていた常葉大浜松の方が良さげにも映りましたが、 (ハーフタイム、雨よけで上段に来た仙台大応援部員もそんな話をしていた) ゴールを先に奪ったのは仙台大。アタックからのこぼれ球を、負傷明けの蓮沼さんがミドル! 見事な一撃でしたが、それ以上に…この後のゴール全部そうなんですけど、 一目散にベンチに向かったところが良かったですね。仙台大は試合前から 19番斉藤さんがスタンドをあおったりと、みんなでやろうという空気を作ってました。 (常葉大浜松がゴールしても場内静まり返るだけだから、入ったのかよく分からないくらい)
仙台大の中盤は、三角形の頂点が10番主将の熊谷さん、左脇後ろに児玉さん、 右脇後ろに蓮沼さんという編成。なんか素直に喜べないと言うか、 もにょもにょすると言うか…児玉さんがキープに苦しんだ時、熊谷さんには預ける、 あるいはその逆ってシーンが何度かあって、なんとも言えない気分になりました。 レイソルU-18率が高いのは、良いことなんですが、彼らのためになっているかは疑問です…。
以前から熊谷さんは10番キャプテンだったのですが、今年は名実ともに部を率いる主将。 プログラムでも、関東や関西のチームに負けないと気炎を上げる200人以上の頂点です。 そして、彼のボール捌きにスタンドが沸くあたり、実力で上に立っているタイプのようです。 なんだろう、パフォーマンスで有無を言わさず頂点にいるというか?
しかし、今日の中盤を作っていたのは児玉さんのベルベットパスでした。 熊谷さんはなかなか試合に絡めなくて、下がってきて触る場面が散見されたくらい。 いったんボール持つと、その操り方は鮮やかなのですけれども。
5番中山さんが左から上げたクロスに29番中條さんのヘッドが決まって勝ち越した仙台大。 両チームスタイル似てたかも、と書きましたが、守備がいまいちというか、 割と簡単にフリーのヘディング許す傾向にあったのも共通していたかもしれません。 大学サッカーまともに見られてないんで、両チームが地方の所属リーグで どのような戦いしているかは知りませんが。仙台大は、セットプレーの守備で さんざんひやひやさせられたのを見るに、あまり普段守備の機会がないのかもしれません。
後半も劣勢気味だった仙台大ですが、蓮沼さんに代わって入った秋葉さんが 左からのボールを決めて決勝点。やや苦しみながらも2回戦進出を決めました。 (ヴァンラーレ八戸入りが決まった鳥山さんはベンチでした)
ゴールに迫っても、横に空いた広大なスペースにパスをしていた宮澤さんを見て、 レイソル組にはレイソル組のリズムがあるけれども、それが強い環境で ずっとサッカーをするのはプラスなのか、と仙台大を見るたびに感じていることに いまだ答えはありません。当然ですね。私はまだ仙台大の次のステップに進んだ レイソルユース卒業生を見ていませんから。来年、とうとう答えに直面するのかもしれません。
ともあれ、勝ち試合を見られたのは良かったです。
|