Land of Riches


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 2014年05月18日(日)   慣れと慢心 

何故行ったことないのか、つっこまれるスタジアムNo.1・NDスタデビューしてきました!

比嘉さんの戦線復帰がもう1節早ければ、えきねっとのもっと安い特急券だって
取れたかもしれないのに…私が職場でこっそり予約した際、ためらわなければ
帰りの臨時「つばさ」だけは35%OFFだったかもしれないのに…と後悔も多々ありますが、
とりあえず最低限の目的は果たせたので、行って良かったです。
山形は花や緑も綺麗で、空気も涼しかったですし!
(でも何一つ観光なしの弾丸ツアーなあたりが、ある意味で私の本気)

やや分かりにくい山形駅西口シャトルバス乗り場から揺られてたどり着いた会場は、
大学キャンパス移転用に確保されたという広大な土地(主に駐車場)を横に有する
よく見かける陸上競技場でした。要するに、見づらい…今回は山形在住某ご夫妻の
ご好意でメインスタンドのチケットを頂いて見たので、あのスタジアムにおいては
かなり良い方の席で見たわけですけど、それでも距離は感じました。

スタジアムグルメはレベル高かったです。どんどん焼きも牛串も玉こんにゃくも
ちゃんとその場で作ったものは、こんなにもおいしいんだな…と感動しました。
牛串を売っているスタジアムはたくさんありますけど、柔らかくておいしいと
感じたのは初めてかもしれません。さすが山形県。主に会場外に店があるので、
近隣のスポーツ施設で試合を終えた高校陸上部員etc.が、Jリーグとは関係なく
腹ごしらえをしているのも、ほほえましかったです。食べるだけ!

試合は…私が順位表を気にしてなさすぎるんでしょうが、山雅、今、3位なんですよ。
ずっと見てきて、どんどんサッカーが良くなっていることは体感できてますけど、
現在は挑まれる立場にあることを、私は…もっと胸に置いておくべきですね。
岩上さんのロングスローも、かなり対策を立てられてきてます。
(後半に比嘉さんが壁になったのは良く分からなかったですが…)
そして、エースにつけられるマークも厳しい、と。
いや、船山さんのサッカー人生って、ある意味それから始まってるから日常ですけど…。

モンテディオは2桁順位に低迷しているだけあり、J1経験チームとは思えない
J2ではままあるイージーミスによるロストも見受けられたり…攻撃のアイディアが
見えてこないんですよ。山形サポの旦那様も嘆いてましたが。
得点の気配がするのは宮阪さんのFKと、苦し紛れのミドルシュートくらい、と。
そのミドルさえ、コースが開いていることに気づけるアタッカーが少なくて。
後半15分くらいに比嘉さんが出てきてから、一気にテンポアップしたように感じました。
贔屓目? 比嘉さん自身、前へ前へとアクセントになることは意識していたようですし。
(試合後コメントより。個人的には終盤に足が止まらない山雅のアタックに対する
アウトサイドの選手を見ることを意識した…という守備関係の発言にインパクト受けました)

山雅はゲームを支配しているように見せかけて、実はシュートに至ってないという
もやもや感満載の展開。遠距離移動してきた割には動けていると感じましたが、
実は金曜日から山形入りして調整したのでした。それだけ賭けてたんですね。
山形アウェーでは勝ったことないそうですし。とはいえ、流れを変えられる切り札を
持てるほどの選手層のない山雅は、連戦をほぼ固定メンバーで消化するしかなく。
サビアの方が塩沢さんよりアタッカーとしての能力が高くても、船山さんとの連携では
どう見ても劣っていて(塩沢さんは欲しいところにくれる)。 

船山さんが前半、スコアレスの時点で足を踏まれて?痛がっていたのには目を見張りました。
ああ、本当に痛いんだな、って。時には相手守備2人と足を絡ませてのボールの奪い合い。
枠に飛ばなかったシュートが3回くらいあったかな…そして手に当たったかもしれないの1本。
これについてJsGOALの選手コメントに掲載されたのが、一番の驚きでした。
Jsは審判批判カットなのに…だから選手コメントだけUPが夜だったのか、と。

他にも判定にはナーバスになってて、何度も主審・副審へアピールしてましたけど、
アピールする暇があるんだったら、ましてプレーが続いているなら、
誰にも文句を言わせない綺麗なシュート決めてくれればいいのに、と私は考えてます。
今季はアルウィンで相手には厳しすぎるんじゃないかという判定でもらった
PKによるゴールも得点ランキングでは加算されているわけですし。

正直、今の山雅は、たまたま上位にいることができている、という段階に
過ぎないことを認めざるを得ない試合でした。挑まれる側になった、
ただ走り勝てばいいものではなくなってきたのは、素晴らしいステップアップですが。

私は比嘉さんの切れのあるプレーが見られて満足でした。
ゴールラインを割ると山雅DFが判断したボールを収めて、相手をあたふたさせた場面なんか
見ててわくわくしましたし。やっぱりドリブラーが好きなんだと再確認しました。

2014.5.19 wrote


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