Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2014年04月06日(日)   桜花副将 

再び関東の住人となって10年以上が経過しているのに、三ツ沢が桜の名所だとは知りませんでした(挨拶)
…桜の名所なんて、上野だろうと井の頭公園だろうと酔っ払いばかりで苦手ですが!

ニッパツ三ツ沢に、横浜FC vs ロアッソ熊本を見に行ってきました。
ちゃっかり現れるくまモンは流石すぎる…東京に事務所を構えているだけはあります(苦笑)

序盤の15分は、帰りにどこへ呑みに行こうか、とでも考えてないと睡魔に食われそうな展開。
ロアッソが押されてました。時間と共に、なりふり構わぬプレッシングで
ボールを持てるようになったのですが…同時に増加したのが警告。

両チームとも、お世辞にもうまいとは言えないボール奪取を連発。
外国籍の主審がカードでゲームをコントロールしようとしたのか、
横浜FC6枚・熊本5枚が出て…スタンドで見ている時は、累積退場者が1人で済んだのが
むしろ不思議なくらいでした。世間の戦評を見ると、特にロアッソの
プレッシングに気力の充実を見るプラス評価が多かったんですが…えー?!と思います(苦笑)
まあ、これがJ2と言えばそうなのかも…。

おめあては、今季から副将の一角に名を連ねるようになった仲間さん。
年齢はともかく、在籍年数では長い部類になってしまうんですね…。

しかし。
入場時の立ち位置や、試合中の味方への声掛け、何より試合後にサポーターへ
カモンロアッソのダンスを腕振ってねだる笑顔は、立派なvice-captainでした。
自分の立ち位置をしっかり自覚できているんだと分かって、本当に嬉しかったです。

最初はなかなかボール触れませんでしたが、アタックに関しては
繋ぐというより運ぶ(正確には蹴り出してルーズボール追いかける?^^;)と
表現したくなるロアッソにおいて、仲間さんのキレのあるドリブルは大きな武器。
ディフェンスも、パスカットではかなりの冴えを見せていました。
もう、これでコンタクトでファウルとられずにボール取れたら言うこと無いのに…唯一の残った短所?

さっきも書きましたが、どれだけ試合内容が苦々しくて、押されながらも
1点を守りきって(MVPは決定的なシュートをはじき出したGK畑さんだと思う)
勝ち点3をつかんだとしか言えないゲームだったとしても、それを上書きしてあまりある
とても充実した笑顔を見られたので、あのねだる笑顔を見られただけでも
横浜まで出向いた甲斐が十二分すぎるぐらいにあったのでした^^

「負けていたけど、チームが落ち込むことはなかったし、
少しずつ上向いてきていました。この試合に向けて、監督からは、
『原点に帰ろう』と言われていました。その原点というのは、ハードワーク。
相手よりもそこで上回ることができれば、勝ちにつながると思っていました」
(ゲキサカ)


やぶ |MailWeblog