Land of Riches


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 2014年02月26日(水)   未来を拓く剣 

20歳の若者が、自分が掴み取る未来を誓った。
今の私には、それを眩しく眺め、応援することしか出来ない。

というわけで(どういうわけだ)どう考えても日立台17時半キックオフなんて
退社後じゃ間に合うわけないだろ!となりまして、近場で開催されました
吉崎エイジーニョさんのトークイベントに潜入してきました。

ぶっちゃけ、こういうイベントに、MCの顔見知りが大半を占めてしまう時点で
今の日本サッカー界がどうなっているかは語れてしまうと思うのですけれども。
ま、それを言ってしまってはおしまいなので、聞いた話について。

口を開けば金の話になる現在のJリーグですけれども、サッカークラブには
「興行」「育成」「普及」の3タスクがあって、理想としては全て、
現実問題としては後者2つを非営利法人に移行すべき、というのが主な趣旨でした。
Jリーグは20年位前、ドイツのクラブをモデルに立ち上げられたのですが、
経営としてはプロ野球を模してしまったために、おかしくなってしまっている。
ドイツのクラブはどうやってお金や客を集めているか…という話でした。

地域の住民が…1万人が1万円払ったら、1億円の収入になる。
スポンサー1社が1億円払うなら、その1社が撤退したら壊滅するけれども。

3分の2を非営利に移行する試みは、つい5年前は聞き流されていたそうですが、
現在はJリーグの約4分の1が導入済(セレッソ、ヴェルディ、横浜FC等)、
更に4分の1が導入検討中だそうです。非営利になるとtotoのお金ももらえて、
セレッソの新クラブハウスには1億円以上、ヴェルディの天然芝には3000万くらい
補助が出ているとか。いろいろ話を聞いていて、全てが日立製作所の所有である
レイソルは、それが強みかと思ってたけど、弱みかもしれないなあ、と感じました。

いずれにしろ、セレッソを成功(へ近づいている)例に挙げるなら、
ヴェルディの現状をどう説明するのか…となってしまう気がするのです。


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