Land of Riches
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TDCに展示されていたテニミュパスケース@ファミマSHOPは、 予想以上に普段使いできそうなデザインでした!(挨拶) ……さすがに職場では氷帝ユニのチャームは外す事になりそうですが(笑)
というわけで、テニプリへ溺れて1年を迎える前に、テニミュデビューしました! ご贔屓さんは既に卒業しているのに、お付き合いして下さった相方さんへ感謝。 会場はテニプリお約束の女子率。しかも堂々と腐った会話が展開されるという(苦笑) ミュだと選手同士が原作やアニメより派手に絡むから、妄想しやすいみたい……。
そんな話題は置いておいて、試合の展開に即して感想をバシバシ打っていきますよ。
【全国大会準々決勝・青春学園vs氷帝学園 プロローグ】 氷帝的なオープニングは、選手が何故か関東大会で青学に敗北を屈した会場へ ぞろぞろと集まってしまうシーン。アニメでは夏制服でしたが、 今回は私物(という設定)のトレーニングウェアでしたね。 ここで跡部様がスーツで現れて、ばかでかいバラの花束撒き散らしたら どうしようかと思いましたが、普通にトレーニングウェアで安心しました。 本公演での氷帝のテーマは『復讐』でして、それを高らかに歌い上げる 1stから受け継がれし名曲『氷点下の情熱』1回目を披露します。
氷帝のテーマがリベンジというのも、個人的には違和感あるんですけど、 アニメでも氷帝はクールでプライドが高いという設定だから伝わりにくいだけで、 (昔のクラブユースだと、ガンバユースやヴェルディユースのような感じ) 青学へ借りを返したいという想いは、部長以下、強く抱いているのです。 跡部はキャラ的に感情をストレートに表現するとおかしくなってしまうので、 バラをばら撒いたり、ゲームでは唐突に合同学園祭を開いたりしたわけで。
【S3・桃城vs忍足】 クールで斜めにものを見る天才キャラのイメージが植え付けられていた忍足が 試合途中、突如として本性(実は熱血)を豹変して発露する試合です。 この変貌ぶりが、アニプリ以来、忍足を演じる人たちを悩ませています。 忍足を演じる菊池さんは、氷帝メンバー(の役者さん)では 一番歌がうまいので、安心して見ていられました。ちなみに関西出身ではないので、 いわゆる忍足弁は、関西生まれのキャストに直してもらってるそうな。
持久戦を指示する跡部に忍足が従わないのはアニプリでも見ましたけど、 跡部…だけじゃなくて、ベンチに座ってる氷帝メンバーのポーズがキャラそのもので、 関東から続投されたキャストの皆さんは、それぞれのキャラならこうすると (跡部は原作で有名な、照明塔の下で股を開いて足を投げ出すセクシーポーズあり。 これやってくれただけで満足できちゃうぐらい、めろめろになってしまいました。 2年生の日吉や鳳は先輩へ席を譲って立ったまま、ジローは寝たり起きたり、 岳人は一喜一憂してうるさかったり、よく仲間へ話しかけたり…といった調子) 思われる所作をずっと演じてるんです。嬉しすぎて、かなりの場面でベンチを見ちゃってました。
跡部は足を組んだり、たまにポケットへ片手の指だけつっこんで (ワンコイングランデやストラップでも採用された、お約束のポーズ) 立ち上がったかと思えば、得意の身内自慢(笑)を始めてくれるのでした。 跡部は太陽星座天秤座ですが、身内(含む好敵手)とそれ以外に対しての態度が あまりに違うので、ホロスコープで絶対に蟹座に惑星があると信じてます。 #蟹座は甲羅で内側と外側を強固に分離した、家族を象徴する星座。
桃城は強い相手に当たるほど爆発する噴火直前の火山、と言われてましたけど、 新テニでも鬼先輩と対戦して這い上がる格好なので、キャラがぶれてないですね。 忍足は一応勝ち組ですが、試合してないから影薄くなってる気がします…。 隣にいた人たちが氷帝系の腐女子で、氷帝の二番人気は忍足ではなく日吉だという 話をしてたんですけど、モバテニでの氷帝クラスタ見ても否めないところです。 いわゆる“忍足逮捕”ネタのイメージが強すぎて、ファンと言いづらい面もあるかも。 (ゲームでも、ドキサバはもはやOUTの域に達している気がする)
【D2・乾&海堂vs向日&日吉】 氷帝せっかちコンビの登場です。アクロバティックが信条のため、 ステージ上でくるくる回り続ける志尊さんの岳人と、演武テニスと称して 謎なフォームを連発する伊勢さんの日吉。一番最後のダブルス曲まで この二人は相性いいんだか悪いんだか…と言った微妙な間柄を演じてくれました。 (他のダブルスペアはどれも互いを深く信頼しきった深い絆で結ばれた同士ばかり) でもちゃんとダブルスしてましたよ。岳人の背中を踏み台に、 日吉が飛ぶ原作やアニメでもお馴染みのシーンもありましたし!
ステージ上の華やかさを支配しているのはせっかちコンビなのに、 最終的には負けてしまうところが、青学の主人校補正なんですよね…。 逆に、岳人のような極端なスタイルのキャラが正レギュラーなのが、 氷帝らしさでもあります。氷帝っ子は、長所と短所がハッキリしてるのが私好みなんです。
【S2・手塚vs樺地】 手塚部長のソロ曲、どこかのレポ(今まで懸命に回避してたので、 やっと読めて嬉しかったです。今回の日替わりは比嘉中とジロー、滝が担当なんですね)で タイトル見たのに忘れてしまった…自分の中では手塚×ミユキ曲と命名。 歌詞では「あの子」で、シルエット扱いなんですけど、このロリコンめ…(苦笑) #原作ではミユキは小4設定だけど、さすがにやばいのでアニメでは小6になった。
ベンチでも跡部の脇に控えて立っている、律儀な樺地。 跡部の身内自慢もボルテージMAXで、コートへ入って真横まで行って賞賛(笑) S1に至るまで、あくまでも手塚厨を貫いてくれて、部長コンビ推しの私は狂喜乱舞。 この試合途中から雨が降ってくる設定で、試合は一時中断に。公演の休憩もここでした。
【D1・大石&菊丸vs宍戸&鳳】 作中時間では翌日になってからの再開。幕開けは2回目の『氷点下の情熱』。 1F客席の通路から、ユニフォーム姿の氷帝ナインがゾロゾロ入場して、です。
なんというか、D2とは両校とも呼吸の合い方が桁違いでしたね…。 ゴールデンペアのシンクロ、技術的に解説してくれるのは跡部様なんですが、 まさか自分も後にシンクロを発動させるとは、この時は思ってもなかったでしょう。 しかも発動させた相手、氷帝の部員じゃないですから…(立海の仁王) 焼肉で速攻セルフパロされてしまった“気絶してもなお〜”と同様、 たしけ神は意外性を重視しすぎて、過去の名場面を簡単に粉砕してしまうなあ、と思いました。
この試合の時点では奇跡でしかなかったシンクロに対して、真っ向ぶつかる氷帝D1。 宍戸を演じる桑野さんは、全国氷帝に賭ける意気込みをブログやtwitterで どの氷帝キャストさんよりも熱く語っている方なんですけど、本当に熱かったです。 まさに宍戸。白洲さんの演じる鳳は、そんな宍戸についていく絵に描いたような鳳。
『俺たちは勝って、跡部に繋げなきゃならねーんだよ!』って言う 宍戸の台詞。これは必ず自分が言いたかった。
このセリフ聞くの楽しみにしてました。しかし、セリフを確認しようとして 検索して最初にヒットしたのが、桑野さんのツイートとは。ちょっと感動です。 宍戸に跡部がダブルス転向を薦めるシーンもちゃんと公演には含まれていて、 ゆえの跡部と宍戸の絶妙な距離感ができて、それを踏まえての名台詞ですから。
【S1・リョーマvs跡部】 メインカード。物語の主人公vs裏主人公。『7TH DIRECTION』コンビ。 『7TH DIRECTION』は、この対決が世に出てから何年も経過した2012年だからこそ 歌えた曲だと思います。当時は…そもそも氷帝がプロットを覆して 全国大会へ出てきた上に、そこでファンを盛り上げておいての、 “あの結末”ですから。いろいろあったようです。
リョーマの本気(無我の境地)を引きずり出すために、跡部は3本連続で タンホイザーサーブを打ち込みます。タンホイザーサーブは軌道の割には 打ち方が謎(OVAでは普通に見える)なんですが、ミュのあおべ様は打つ時に くるくるラケットを回す(何もなくてもやたら回してる跡部)という なかなか難しそうな動きで特異さを表現してました。
無我の境地で他人の技(含むタンホイザーサーブ)を連発するリョーマに対し、 素で羆落としや海賊の角笛を披露する跡部様。原作でも馴染みのポーズ連発です。 あとセリフも。モバテニで跡部が口にするセリフって、ほとんどこの試合なんですね。 (「いい心がけだぜ」「その程度のテニスで満足してねぇだろうな」etc.)
そして、ついに登場した新技“氷の世界”。これまた1stから引き継がれた名曲と パワーアップした照明表現で、“どうやら跡部の眼だけには氷柱が見えるらしい”という 怪奇現象を表現してくれました。普通セリフのあおべ様はトーンが高めで、 若干の違和感があったんですけど、そもそも跡部の声が低いというのは 諏訪部さんによる刷り込みでしかないし、テニミュ初代のかとべ様も声が低かっただけ。 『氷の世界』は名曲ですが、ピッチがかとべ様仕様なのは否めなくて、 後任のキャスト(特に地声のキーが高いいのべ様)を苦しめてもきました。 あおべ様の音域にも合ってないんですけど、がんばって下さいました。
それにしても………なんで跡部様負けたんですか?(真顔)
試合後半、死角を突くどころか、逆に突かれてしまう跡部様。 減らず口だけはたたき続けるものの、展開としては苦しくなってきます。 (青学の敗因は1年坊主を柱にした事だ、手塚ぁ!―の絶叫は最高でした。ビバ手塚厨) リョーマがどんどん覚醒しているだけなんですけどね。
それでも必死に喰らいつき3桁に突入したタイブレーク。 両者倒れこみ、先に跡部様が立ち上がります。 遅れてリョーマが立ち上がるのですが、彼のサーブに跡部様が反応しなかったことで、 実は跡部が気絶したまま無意識に立ち上がったことが判明します。
リョーマの歌やダンス、英語発音(無我に突入すると母国語である英語を喋る)は 彼がテニプリの主人公であり、青学メンバーで唯一代替わりしなかった座長でもあると 思い知らされるに十分なパワーがありました。隣のお姉さん達、 ミュで青学も少しずつ好きになってると言ってましたけど、ありえる話かも。
リョーマは新テニに至るまで公式戦の敗北がなくて(厳密には、新テニでは まともな試合をまだ1回もしていない)、主人公補正が強烈に作用してます。 まあ、この対戦があって、跡部は裏主人公扱いになったとも言えるので…。
この試合は、たしけ神の思いつきで坊主を賭けたマッチになったので、 リョーマはどこからともなくバリカンを取り出し、跡部の髪を刈りにかかります。 ここで滝が出てくるのですが、まさかシリアスじゃなくて日替わりとは…。 結局、うやむやなまま真っ暗になり、ややあって短髪になった跡部様が ステージを横切るという折衷案(?)で演出されてました。 原作ではリョーマが刈って大ブーイングが起き、OVAでは跡部様が 気絶から復活して、自分でやったことになりましたね。私はOVAを支持します。
【エンディング】 『リフレッシュ』…青学はジャージのままなのに、比嘉と氷帝は制服とユニフォームが 交互に出てくるという慌しさ。だから、あおべ様、制服なのにリストバンドしてました…。
それにしても、氷帝の夏制服が拝めるとは思いませんでした。 私の脳内では夏制服といえば学プリなのだと自覚させられました。 あおべ様が樺地と一緒に制服姿で出てきた途端、運営委員の幻影見えましたから。 運営委員ちゃんが初めて見た跡部の試合、さっきのS1ですよ、辛すぎる…。
走って出てきた跡部様と氷帝ナインのご挨拶―ここで「ありがとうございました」と 言った声が、青木さんの本来の声なんですから、諏訪部さんも罪深いです(笑)
『氷点下の情熱』3回目。3回も聴けると思わなかったから、耳が幸せでした。 制服もいいですけど、やっぱり氷帝ジャージが一番です!
最後はセイヤーのお時間。まさか第二バルコニーまでキャストが上がってくるとは 思ってなかったので、宍戸のダッシュには完敗しました。私、叫んでいたらしく(笑) ジローのSay まじまじすっげー(うろ覚え)は難易度高いって(笑) 跡部様はキャラ的に楽しそうに踊っちゃいけないのが大変そうです。 まあ手塚の隣だからいいんですけど(何が)
とにかく、楽しかったです。キャストがキャラを尊重しているのが伝わってきて、 それだけで幸せで、嬉しかったです。氷帝好きを再確認するいい機会でした。 「勝つのは氷帝、負けるの青学、勝者は跡部!」
凱旋公演、もう1回ぐらい見たいですね^^
----- 今、学プリ見直したら、跡部様が斜め45度の立ち絵が、今日の制服姿シーンと (自分が第二バルコニーで座っていた席との角度で)一致したからだと悟りました。 もう完全に「やっと来たか。いや、こっちの話だ」です。うふふ(運営委員風味)
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