1週間前、うっかりすれ違った熊本空港で、船山さんへそう言ってしまいましたね（挨拶）

今日は朝早くから桐蔭学園＠横浜市青葉区まで出向いてプリンス1部を観戦しました。
公立を尊ぶ田舎育ちゆえ、野球場だラグビー場だホールだ高校だ大学だ…と
やたら広い私学の敷地へ足を踏み入れると、無意識にイラッとしてしまいます（笑）
サッカー場の観戦スペースは、人工芝ピッチ脇（グラウンド内！）なんですが、
普通はここまでピッチ外の横幅取らないぞ…ってあたりが、資金力の表れでした。
あんなに広くなかったら、試合開始に間に合っていた…バス停から遠くて遠くて!!
ちなみに11時開始と早かったのは、2試合目にプリンスプレミアが組まれていたから。
イングランドと一緒で、関東1部は国単位で見たら実質2部リーグなのでした。

…で、それが終わってから紅茶を飲みに行くつもりだったのですが、
いろんな人が（ジェフを見に）アルウィンへ行くツイートをするもんだから
触発されて（←他人のせいにするな（笑））スポーツバーを探しちゃいました。
いろいろ候補を立てたのですが、結局は恵比寿のフットニックへ。独りで初参戦ですよ。
開始30分以上前に人のほとんどいない店内へ着いてしまって、早かったかな…と
思ったのですが、中継が入った直前段階では座れない立ち見も出る盛況。
その次に放映された徳島vs福岡を見ている人がほとんどいなかったのを思うと、
なんだかんだでジェフは　関　東　で　は　人気のオリジナル10なのだと知りました。

いや、あんまり露骨にグッズを身につけた人がいなかったので、
ジェフサポと山雅サポの比率が良く分からなかったのですよ。
最初は五分五分だと勝手に思い込んでいたほど（笑）
だんだん試合が進むにつれ、ジェフサポが多いと気づかされていったのですが、
最終的に、山雅サポは一組（6人ぐらい）しかいないと知ったのはゴールシーンでした。

水前寺で奮闘したのを見ていたとはいえ、ジェフと山雅では地力の差は歴然。
加えて強烈な風雨で、技術的に劣る山雅の不利をプラスするのも容易でした。

しかし。
今日も山雅イレブンは前線の選手から、精力的に走り回っていたのでした。
何故か（苦笑）解説の野々村さんより注目プレーヤーとしてチョイスされ、
やたらアップで抜かれていた船山さん。惜しいシュートも何本かありましたけど、
野々村さんが褒めたのは守備でした。かつてユース年代では王様として君臨していた
レイソルの船山さん＋ヴェルディの弦巻さんが、後ろへも惜しみなく走り、
時には足を投げ出し、体を張って、敵のアタックを削ごうと注力していたのです。

水戸ではそれが20分続かなかったけど、今は限りなく90分に近づきつつあって、
先発を　続　け　て　いる選手としてのペース配分もついてきたのかな…と。
もともと山雅は格上に強いと天皇杯での実績で言われてますし、船山さんもそんなクチ。
多々良さんの決勝点は、あの人もジャイアントキラーだと思い出させてくれるもので。

勝ち点3をもぎ取ったのは、だけど、そのゴールじゃなくて、
中盤の喜山さんがバシバシと相手の攻撃を絶ったり、
両サイドバック（玉林さんと鐡戸さん）は数的不利にもめげなかったり、
ラストに投入されたオーロイへ飯田先輩が食らいついたり、
いくつもの献身的な努力が積み重なった結果として、だから。

…これでゼルビア戦不甲斐ない試合されても切れそうですが（微苦笑）

大画面の中で、時間と共にどうしても運動量が落ちる船山さんの背中を見つけるたび、
何度、心の中で思ったことか―辛かったら、苦しかったら、聞こえてくる歌を聞いてほしいと。
アルウィンには、他のクラブが欲しくても手に入れられずにいる、ソレがある。

私は、船山さんに　松　本　で　幸せになって欲しいと、願っているのです。
だって、船山さんが　初　め　て　応援されているという実感を得られたクラブが、
松本山雅FCですから。栃木の頃は、自分にはファンはいないとぼやいていて。
だから、アルウィンでの試合後、少年がサインを求めているのが嬉しくて……！

やぶ ｜Mail｜Weblog