Land of Riches
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しあわせのかたち。
焼きたてパンの…デニッシュの生地が(日本語おかしいね)、 口に含んだら、さくりとくずれた瞬間。
あるいは、窓際で、光を浴びながら、目を閉じて、 耳から流れ込んでくるメロディに意識を委ね…知らず微笑んでいる横顔。
幸福は過ぎ去るもの。 だからこそ、記憶…記録しておかなければならないのかもしれない。
ゆえに、キーボードを叩かなければならない、はずなのに……。
----- 産休の後任がなく、ボロボロと崩壊し始めている我が職場。 上司は、系列会社にしか派遣を依頼してはいけないというタブーを破って、 私の会社にも依頼をかけているのですが、なかなか見つからず。
事務職の中でも、特殊の極北…言ってしまえば、これまでの経歴が なんら役に立たない職場(半人前になるのに半年)ゆえに、 異動してきた正社員は、ことごとく玉砕して退社、あるいは再異動。 春にはビル移転も控え、派遣で見つけようなど、余程人参ぶら下げないと難しい話。
定着した派遣社員は、むしろ前職が事務でない人が多数派。 使えないと思っていたウチの営業が、「ここはやぶさんや○さんみたいな ドライな性格の人にしか向かないので…」と漏らしたのでした。
情ではどうにもならないことばかりが山積み。 むしろ、他人の失敗をリカバーさせられる日々で。
スペック高い人が前職で体壊して、たまたま来てくれたから、どうにかなっただけ。 その人が旅行で休んだ途端、「今週は書類が多いね」と言い出す正社員には 嘆息するしかなく。周りが見えていないことは、不幸よりも幸福に近いのかも。
自分さえ良ければいい、そういう生き方がナチュラルにできたら、どれだけ楽だろう。
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