何か告げられるとしたら、他人も、自分も、簡単に殺そうだなんて考えるな…かしら。
物騒ですが、若い頃の自分は、常に、そんな極端なことばかり考えていました。
今でも、自分を軽く見ているのは、あんまり変えられていないのですが。

それでも。
「発端はどうであれ、生きているだけで勝ち組だ」
アーチャーのこの台詞へ、無条件で頷けるだけの心境になったのは、ここ数年。

他者はともかく、自分が死ぬことは、ずっと…柏へ来てからも、時に欲していたことで。
逆に、時に恐れもする悪癖は…今も抜けず、この前も、松本のホテルで床へダイブして
これをタイプしているこの瞬間も、その時作った擦り傷が右の膝にあるのだけれども。

今はただ、今日という日、明日という日、それを淡々と、着実に、こなしていれば
それだけで良いのだ、という諦観が…少しずつ、定着しつつあります。

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