Land of Riches


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 2011年01月09日(日)   真名 

これをシンメイと読むのは型月厨ぐらいで、普通はマナって読むんじゃないかな、日本人なら。
ひらがな、かたかな=仮名で、漢字=真名。
(でもMS-IMEはシンメイと打つと変換される…)

昨日マックでテキサス2食べながら読んだ、店舗備え付けのスポ新に、
世界基準に合わせた移籍制度改変で、財政的体力が不景気でなくなっているクラブは
かつて結んだ複数年契約が重荷となり、戦力的には保持したくても
契約が切れる選手から放出せざるを得なくなっている…というコラムがありました。
日本ローカルのルールは、かつてジーコが褒めていたというオマケ知識まで添えて。

クラブは器だと思っています。選手は食材、あるいは調理された献立。
食べたら…口にしなくても、時間の経過で傷んでロストしてしまう存在。
皿は、そこまで脆弱ではありません。外力で叩き落さなければ割れないもの。

昨日分の続きにもなってしまいますが、クラブは固有名を持ち、
その器へ人はそれぞれのイメージを勝手に投影して満たします。
そして、中身が変わっては裏切られたと叫びつつ、器から離れないのです。

個々人がクラブに対して与える定義やイメージは違う…けれども、
同じクラブに対して好印象を投影している集団がいて、
集団の仲間だと認識するのです。集団なんて幻想です…実体を持たない。
人間には家族など、集団を認識する能力があるけれど、私には欠けているのです。
1対1の対象を縛る、分類タグとして「○○サポーター」などはあるのです。

ただ、地域愛や選手愛や強さへの渇望、勝利欲求の代行者etc.いろんな幻想を
投影する対象としてのクラブが、他では置き換えられないのも事実なのです。
フリューゲルスの時に学んだこと。


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