Land of Riches
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昨夜から神社にお参りしたい気分が爆発的にふくらんだので、退社後、 神田明神へ行ってきました。いろいろ候補は挙がったのですが、えびす様。
この頃、ほぼ毎日、寝る前、布団に入ると…また今日も1日終わってしまった、と 心の中でぼやいているのです。その時間を節目として深く認識している。 また節目がやって来た…と愕然とするのです。代わり映えのしない、いらだつだけの毎日。
帰り、ふと振り向いたら、西の空に細い月と金星が輝いていました。今は共に獅子座。 1週間前の夜は、羽田空港にいたのだと思い出しました。 蘇る記憶…胸の痛み。それが幻視であれば良いのに、と思う視覚。 バカバカバカバカ、とぎゅっと胸が締め付けられて、泣きたい心地に。
はやぶさやボイジャー程度ならまだしも、銀河系が…なんて言い出したら、 自分の抱えている問題どころか、自分自身が小さすぎて、存在意義を見失いそうで。 夜空に輝く恒星の光は、自分が生を受けてなかった頃に放たれたものだったりするのも、ざらで。 そんなことを考えてしまうのは、これでも天文部OGだからでしょうか。
たとえどれだけ小さくても、私はこの身体にこの魂を抱えて生きていかなきゃいけない。 辛くても苦しくても切なくても…いろんなものを見て、聞いて、考えて。
あがいて。
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