Land of Riches


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 2010年05月19日(水)   情熱はコントロール不能 

最近、大学サッカーへ行くたびに思うんです。
去年の自分は、なんであんなに必死だったんだろうと。
スタンプカードは存在自体を、投票用紙は書く言葉を見つけられない今年。

午後から雨が降り出して…正直、オフィスにいる時から迷ってました。
WMWを見る回数は、予定よりもかなり削減されてしまった現状なのに。
あそこには「ご贔屓さん」はいないんだな、と胸の内でぼやきながら歩きました。

江戸川へ連れて行ってくれたのは、右腕のオレンジシリコンブレス。
(仕事中は机の上に置きっぱなし)
愛媛で言われて以来、サッカーへ行く時は必ずつけるよう努力しています。
サッカー自体の醍醐味は、いまだによく分からないけれど…それでも、
フットボールもある暮らしを享受している身には違いないから、喜びを忘れぬよう。

…続きはお風呂入ってから。

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川べりのスタジアムだから、風が冷たかったのです、江戸川。
10分遅れで到着し…最も記憶に残ったのは、順大ベンチ前で終始吠え続ける人。
マネージャー? コーチングスタッフには見えません、交代した選手へコップ渡すし。

大学サッカーって、なんのためにやってるんだろうって。
コーチングらしきことを終始叫び続けることは、何の意味があるんだろうって。
部によってやっていることはもちろんそれぞれだから…知らなければ語れないけれど。

ゴールへ近づくにつれ、一気に加速する順天のアタック。
それは岡本さんによって頂点へ達し…一瞬で小川さんのマークを外して
放ったシュートがネットへ見事へ突き刺さったのには、感嘆するしかありませんでした。
2点目も、CKが実らず失意のWMW守備陣の戻りよりも早く攻め込んでの、
GKのポジショニングを看破した唸るしかないループシュートでして。

WMWは勝つための努力を最後まで続けていました。風が吹き荒れて、
ボールもうまくコントロールしがたい(そんな中にあっても、野田さんの右足は
意のままにキックを繰り出していて、さすがだったのです)中にあって。
ただ…実らなかった。野田さんの右CKを小川さんが落とし、山中さんが打ったのが
GKにはじかれたのには、本当にまいっちゃいましたけれども。

結果として、勝ち点を積める大学と、そうでない大学がある。
その場にいる…観客を含めたほとんどの人は、勝ち点を欲している。間違いない。
でも…それでいいのか、と問う声が胸に響き渡るのです。

江戸川は昨秋の法政戦以来。あの頃は全てに対して過敏だった…!


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