Land of Riches


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 2009年09月27日(日)   WIN BY ALL 

試合開始前、フクアリにこだまするコールを聞いて、今のRKUを表現する言葉だと思った。
本来は…ジェフでの用途は、ALLに自分(サポだけではなく、クラブに携わる人が
おのおのの立場で)が含まれている=疎外されていないと暗示するためだろうが。
国士舘戦に続き、鱗をボロボロと剥ぎ取られていくような感覚の中で、勝ち点を積み上げ。

私がRKUに勝ってほしいと思うのは、それが船山さんのいるチームだから。
だって、私は船山ファンだから。簡単なようで、その定義は重い。実は。

この週末は5試合を観戦し、さまざまな喜怒哀楽を味わった。
サッカーだからこそ味わえる、密度の高い感情の数々。

ヴェルディランドで、柳澤さんが左SBとボランチを務めた。
久しぶりにおなかいっぱいと満足できたパフォーマンスの中でも。

後半途中からボランチへ回り。
ボールを持って前を向き、ゴールへ向かってつっかける!
その瞬間、私は息を呑んで身構えているのだ。
何をするのだろうと…どうやってリリースするのだろうかと。

その、張り詰めた感覚が、胸の熱さが、ひどく懐かしくて―前半、SBとして
ディフェンスへ奮闘している姿を見ていて、もう、そういう感覚を
DFである柳澤さんへ求めるのは間違いなんだ…と、自分へ言い聞かせていたから。

それは、熊谷で、タッチライン際にいた船山さんに対して抱いていた感覚と同じもの。
ボールを持って、DFと対峙し、揺さぶりながら、次のプレーを狙う。
“そういう理由”でどうしようもなく好きになってしまう、トリガーそのもの。

ユースにいた時間より、卒業してからの時間の方が長い!
私はいい加減、それを諦めて、悟るべきなのだ。だけど、でも。

レイソルもRKUも関係ない。だって、そんなのは載っているだけのお皿に過ぎない。
だから、それの取り巻きなんか、更にどうでもいい、本来ならば。

高低差もなく、ボールを蹴る音と、声と、息遣いまでも聞こえそうな距離で。
ただただただ。

30日で、水星逆行も終了。前を向くしかない。





節目が来る。土曜には、素敵な贈り物を頂いた。
でも、物よりも、顔が赤くなりそうなカードよりも。
カードを入れた封筒の、封をしていたシールが、カラフルな数字の9だったこと。
それが、この週末、一番心をホットにさせてくれたファクト。

1年ぐらい前から、すごくすごく欲しがっていた“もの”。
その意味は、きっと私固有のもので。
けれども、それを推察して、そうやって尊重してくれる人がいるのだ。



海の…波が打ち寄せる音が聞きたい。今は、目を閉じて。


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