「生きてるの面倒くさい」

口癖、です。
頻出フレーズゆえか、派生メカニズムの問題なのか、
そう言おうと意図したわけでもない瞬間…たとえば洗濯物を干しながら、
唐突にこんな言葉が口をついていたりします。

それを耳で感知した理性が、ああ、また言ってるよ、疲れてるよ、と判断する。

腹が減ったと何か食べるのも、着る服を決めるのも、寝るのも、起きるのも、
動くのも、考えるのも面倒くさい。ただ部屋の片隅で寝転がって、うだうだと。

時が過ぎ去るのを待つばかり。
…自ら、最も恐れている行為を敢然となしとげながら。

何かを決める、選び取ることは、同時に、捨てるものをも定義している。
境界線を引いている。

メールは、人に向けて書くものだから…気を遣わなきゃいけないから面倒くさい…。
レポも同じ。言いたいことを無邪気に並べて許されるのは、本当は胸の内だけ。

まだ月曜日。

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