Land of Riches


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 2009年04月16日(木)   シムルグ 

過去ログに「船山くんに似合う固有名詞」と書いてありました。

味スタで現実の厳しさを見せ付けられて帰途に就いた私を癒してくれたのは、
モバイルレイソルに載った酒井さんの"LIFE"インタビュー完全版でした。
バトンを渡した“姫”こと比嘉さんにあれだけボロボロに言われたのにもかかわらず、
比嘉さんを持ち上げる発言ばっかり繰り返してる酒井さんに胸がきゅんとしました。
(なんだかんだで酒井さんも比嘉さんのこと大好きだと思う)

プロ1年目、ユースの後輩が練習試合に出る中、そのメンバーにすら入れず、
満足に練習できなかった。
(広報日記)

立ち直りかけた私を再び突き落としてくれた一節。2004年ですから、後輩といえば
おそらく、愛しの二人。石川さんと菅沼さんは、J2でマッチアップするという
“ナイトメア”も経験しながら(愛媛戦前、広報に「ミノルと対決だね」と言われて、
「ミノルとは試合に勝ってからゆっくり話します!」という名言を残してます)
今、ちゃんと“物語”は完結しているからいいんですよ。あの二人は…。

2004年のログを読み返すと、2005年末からの船山ファンを自称している私は
明らかにファン歴を詐称しているのが分かります。どれだけ船山好きなのかしら…。

いずれにしても、今も昔も現実は本当に厳しいのです。

ベンチからとぼとぼと歩いてきて、イレブンのスタンド挨拶へ合流した
池田圭さんへ、ちゃんと声をかけてくれていた武岡さん@不出場。
同期に武岡さんがいてくれて良かったな、と思いました。

「ファーストディフェンダーあっての鳥栖のプレースタイルなので、
絶対的に運動量が必要であり、それができるだけの体づくりが大切です。
その作業は地味だと思いますが、地味なことがあとで自分に跳ね返ってくるので」


3rdFlightで見たこの言葉が、試合中、ずっと、頭をぐるぐるしていたんです。

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帰宅したら、自分でも応募したのを忘れていた鏡withあぶらとり紙が届いてました。
今日は久々に雑誌チェックをしてきたのです。

『Number』
朝の電車で、新聞の下部にある広告で「指宿洋史」の文字を見つけ、ビックリしました。
なかなか情報を集める余力がないのだけど、元気そうで安心しました。
海外行くなら炊飯器!

『サカダイ』
レイソルダイジェストの菅沼さんは、インタビューのテーマ設定が無理ありすぎ。
菅沼さんに15の「~したい」を言わせてるんですけど、菅沼さんはピッチでは
ひとつのシンプルなもの "GOAL" を目指しているのだから、何を言っても
その変奏でしかないのですよ。だから、予想通り最後は足りなくて(苦笑)

清川監督インタビューは、レイソル愛を培うために、選手たちに
日立台でトップの試合を観戦させている、のくだりが気になりました。
緑の血が流れている林さんや、味スタでの観戦を贅沢に挙げる村田さんのレベルはおろか、
宇賀神さんのレッズ愛にすら、うちの卒業生は及ばないと感じてますよ…。

清川さんは『サカクリ』でも取材されてましたけど、小学生のセレクションでは
将来、身長が伸びるかもポイントにしているそうです…えーっ(笑)

あとJUMPプロジェクト記事も興味深かったです。上野山御大たちは、
「下部組織」という言葉を排除したいんだそうですが、その理由として
下だから軽く見られると言っています。真逆で、下とあるからこそ重いと、
「アカデミー」ではTOPの価値が表現できないのでは…と思う私は変なんでしょうか?
TOPがあってこそ、U-18やU-15などの各カテゴリは初めて意味を成す。
いや、TOPへ上がる選手ばかりを育成しているのではないだと、誰にでも
チャンスはあるんだと言いたいともおっしゃってましたけどね。

「レイソルの下部組織」。私、この言葉、この響き、すごい好きなんだけどな。
だからこそ、という説得力を持つ言葉。少なくとも私には。

『サカマガ』
レイソル特集をスルーしてこちらを買ったのは、染谷さんインタビューのため!!
サンガ恒例の似顔絵企画でも、描いてもらえること自体を心から喜ぶ好青年が
掲げる最終目標。“それ”をチームの歴史上、なかなか有してこられなかった
サンガサポの皆様には心揺さぶられるものがあるんじゃないかと思いました!

大学時代との、試合に対する感じ方の違いも、いつも通りきっちり説明されていて。
ファンが日に日に増えていくのも納得です。大学時代を知っている者としては
なんとなく寂しく悔しくも思うのですが(微笑) そして、そんな染谷さんを
ずっと昔から見守っている人は、もっともっと羨ましいと思います、心から。

記事の序文で、染谷さんはプレー同様に言葉で周囲と真摯に接していることが
描写されています。RKUの現キャプテンが別れ際に残す言葉が天然の珠玉だとしたら、
染谷さんは多分…口にする言葉が相手の心にどんな波及をもたらすのか、
よく考えて振舞っていらっしゃるんじゃないかと勝手に思っています。

すみません、私もそれで堕ちた一人です。
そう返すか?!―今でも、返された言葉with優美な微笑みが目に焼きついて離れません!

…この記事でもサンガ公式でも、染谷さんに残された最終課題は
「写真に撮られ慣れること」しかないような気がします!(^^;


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