Land of Riches


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 2009年03月12日(木)   エッセネボトル1 

デパートが定休日を復活させたり、営業時間を短縮する動きが出ています。
仕事が終わってから都内のデパートで買い物が可能な時間の長さよりも、
1時間かけて越谷レイクタウンへ行った方が長く買い物が楽しめるのが現実。
(実際に越谷まで行ったことはないです、あくまで机上の計算)

定時退社で服を買いに行こうと誘われてたのに、気がつけばどっぷり残業。
それでも意地張って買いに出て、試着室の鏡に映る自分を見たら、死にたくなりました。
もともと醜い外見ですけど、もう見るに耐えない生き物がそこにいました。

自分を好きになれないのが心の病を引き込む一因だったのは、理屈では分かってるんです。
対症的対策として、鏡をできるだけ見ないで暮らすことを勧められたステップもあるぐらい。
(ぶっちゃけ、鏡を見ないと女として外見を磨く努力を全然しなくなります…)

労働は国民の義務だとか、働き続けることこそがキャリアとか、
それも頭では分かるんです。だけど、すごく空しい。起きて電車に揺られ、
オフィスに缶詰になり、ビルをようやく出たらまた電車に揺られ、
部屋に戻ったら風呂で呆然として、布団でまどろむ。その繰り返し。
マイクロフリースのパジャマを着ると静電気を帯びやすくなると言われても、
眠る自分をくるむ熱量を欲する本能には勝てないのです。そして昼間悩まされる、と。

『私は、ありのままの自分を愛します』
そんなアファメーションのB11タロットを引いてしまうのは、何の因果か…。
魂の宿る肉体は寺院。他者の承認を欲する気持ちからの自立を援助するという。

うん、まあ、こんなことを延々考えるよりは、眩しい日差しに照らされる
緑の芝を思い浮かべた方が楽しいし、心も躍るわけですけれども。
今は、拳をぎゅっと握って…その指を解き放つ時、溜め込まれた力が
一気に放出される光景を思い描いて、待ち続ければいいのかな、と思います。

…ありのまま、っていうのは免罪符じゃなくて。
自分を愛せるように、自分を磨き続けろって意味だと思うわけで。
努力は重ねてるつもりだけど、方向性がずれてるんだろうな…。
そろそろ読書ブームも終わりそうだし。


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