Land of Riches
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柏へ帰ってきました。若干風邪気味ですが、次の週末までには充電しないと。 長居の白い屋根を見たのは、あのファイナル以来。Jユースカップで勝ち進めば ヘビーな移動が待っているんですけど、やっぱり勝ちたい!という気持ちが ふつふつと湧いてきまして。1回戦でエスパルスが塩釜に負けたと聞きました。 (追記:PK戦で高円宮杯王者のレッズも養和に敗北。すごい…) まずは週末の2回戦から、一つずつ勝っていくのみです。それだけが唯一の道。
帰宅したらKUSSの会報が。三門さんやっぱり話が長いよ!(笑) 千明さまのボキャブラリーには、個人的には感心しっぱなしだったり。 今日の選抜TM、報告が読めるのを心待ちにしています☆(ハードプレッシング)
長居については…またそのうち。会報読んでたら、アントラーズと国士舘の試合だって 書く書く詐欺になっちゃってるのを思い出したり。すみません、実家のPCある部屋が 寒すぎて、今回、一度も足を踏み入れなかったのです…もっぱら布団の中暮らし。
普段は新聞を購読してないので、実家へ帰った折にしか読めないんですが、 ちょっと前まで製造業の好調に支えられていた名古屋圏経済は、その反動を まともに食らっていて、非常に新聞へ躍る文字も景気が悪いです。
その一角にある、駅前に更地のある地方都市・岐阜にあるJ2クラブは、 胸スポンサーがなく、入場者数も目標に達していません。最終節前夜も 岐阜駅前でサポーターが大挙してビラ配りをしていたと父に聞きました。 (父いわく、頻繁に配ってるけど、金曜日は特に多かったらしい)
J1の優勝をかけた試合が札幌で行われることや、FC岐阜の観客数が少ないと よく知っているくせに、サッカー観戦経験は皆無の父親。TVで見た 「J2からJ1へ上がったチーム(注:山形のこと)、すごい盛り上がってたけど 岐阜じゃ、ああはならないよね」と淡々と語る母親。自分だって、岐阜で生まれ育って 岐阜に対して愛着がほとんどないけど…なんだかなぁ、と思ったり。
だって、今朝の朝刊…うちは亡き祖父がドラゴンズファンだったせいで 中日新聞なんですけど(ちなみに父は吉田義男氏の守備に惚れて、 岐阜で生まれ育ってコテコテの阪神ファン。ある意味、私の父親っぽい) 地方面にはモノクロのFC岐阜記事あるけど、スポーツ面にはそれよりも大きく カラーでグランパスの記事があって(試合がない日も、さらっと佳純さんを ピックアップしたカラー記事が載ったりする)、同じ面に名古屋松坂屋の グランパス応援感謝セールの広告が載ってたりするんですよ。
セレッソの、クラブのイコンが引退するのに、観客数が16,000人で、 メインスタンドには空席もかなりだったりしたのにも、思うところありました。
でも、だけど。 私が昼休みにサッカー系サイトを見ていたら、同僚が「一度サッカーの試合って 見てみたいと思ってるんだけど」と口にしました。でも、私はそこで誘えません。 サッカーの試合って、映画やライブと違って、必ずしもおもしろいとは限らないから。 当たりハズレがある。最初の1回がつまらなかった場合、もう足運ばないと思います。
大学サッカーやJユースで観客数を増やそうとするプロジェクトは、 既にサッカー観戦を経験している人が対象になってるんじゃないかと。 全くサッカーを見たことがない人をスタジアムへ引っ張っていくファクトって…?
戦力外になる選手がいつになく多いのは、日本全体の景気が悪いから。 外食代がカットされるように、生活に必須というわけでもないフットボールへ 人々や社会がつぎ込むお金が減っていこうとしているのです。 日本サッカー界は、全体として縮小再生産のスパイラルへ突入している。
正解が出せないもどかしさを、2日間、ずっと頭の中で煮詰めていました。 おやすみなさい。
----- 本山さんの病気(先天性の不治の病)について。ショックです、もちろん。
ただ…逆に言えば、この歳まで腎臓が待ってくれたことも、それはそれで 彼が宿していた運命なのだな、とも思いました。昔、aiのA to Zで、自分は 今まで大きなケガもしたことがないと言っていたのが…ふと思い出されて。
時は流れ、人は老いて病み、いずれは死にます。 サッカー選手は二度死に…選手としての死は、早くに訪れます。 (若くしてプレーヤーとしては“自殺”する人も、います…)
過去は積み重ねられていきます。でも、どれだけ上に時が積まれても、過去は消えません。 本山さんが積み重ねてきた日々が人々の中で見方が変わるだろうけれど、輝きは輝きで。
いろんな年齢の人が一緒になって生きるのが社会なんだと、今更ながらに感じます。
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