Land of Riches


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 2008年11月09日(日)   胸が痛い 

スパサカの国士舘@天皇杯特集、見られて…寝なくて本当に良かったです!
(メール下さった某さんへ本気で感謝)

あれは、BSでも中継あったけど、たくさんの人に見てもらいたかった試合。
こんなこと書いちゃいけないんだろうけど、正直に言ってしまえば、
今、大晦日のアレを選ぶなら、RKUのリーグ優勝は入れるか迷うのに、
この天皇杯5回戦はスッと入ってしまうだろう…ってくらい。

あれを見たから…武岡キャプテンのスピリットを垣間見てしまったから、
昨日はものすっごく複雑な気分で第1試合を眺めていました。

昨日決まらなかった方が…と思わせる事象は、他にもあったし。
こう思うのは、自分が単なるRKUファンではないから…うーん。



試合中にこんなことを考えていた。

昔は良かった。
戦う相手は全て敵、倒すべきものであって、
敵としてだけリスペクトすれば良かったから。

#敵を応援する人と語り合うのは、サッカーを見始めた頃からの日常。
#だから、敵をリスペクトできない人とは友人としても付き合いたくない。

今は、誰かの勝利は誰かの敗北。
誰かの喜びは、誰かの悲しみ。

そして、おのれの喜びは…どこにもない。
どこかへなくした。海の向こう? 地球の裏側?



朝起きて、携帯いじって、そんな感傷も軽くぶっ飛ぶニュースに襲われました。
ワールドユースに出られない。いや、出られない事実自体は、いつかは来ること。
シュート本数が日本:韓国=1:18だったという、スコア以上の完敗。

…比嘉くんが還ってきても、出る世界大会は、もう、ない。

1年前の秋、仙台で見た、どんなひどいチーム造りの只中にあっても、
代表としての誇りだけは失わず…東北代表に苦闘していたチーム。

あそこに城福ジャパンのメンバーが入って…ゲキサカの、水沼宏太さんコメントに、
世界大会を経験したメンバーがもっと、といった趣旨の発言があって、
2学年の融合はどの代でも課題(下の学年が経験で上を行くから)だけど、
本番終わってそれが口をついてしまうのか、と愕然としたのでした。

仙台で、選手に声もかけなかった、あの監督と、スタッフのことを思い出して…。



勝利もある、敗北もある。重みはそれぞれ、だけど…サッカーは続く。
リーグ優勝したって、そこで栄光への道が終わるわけじゃない。
世界大会を逃したって、そこで歓喜への道が完全に途切れるわけじゃない。

サッカーは続く。面白かろうが、そうでなかろうが、体調が良かろうが、悪かろうが。
サッカーは続く。今日も人の意思などお構いなしに、地球が回るように。

サッカーは続く。サッカーへ携わろうとする意思さえ失わなければ。


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