Land of Riches


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 2006年06月15日(木)   'ANO'ANO 

トロ…が終わってからテレビをつけたらしい、自分。

「意思、視覚化、明確な思考、望みに集中する」
望むことがハッキリしていないから、それをヴィジョンとして描くことができない。
誰かさんのドリブルが見たい、は望みとはちょっと違う(主語が違う)から。

「真の愛、調和、利他的、慈しみ、穏やかさ」
最良の運勢が待っている、ということです。
これが虚言にしか聞こえないところで、私はもう自らの道を封じている。
明るい未来。何故それを想像してはいけないのだ、無責任にでもいいではないか。
誰が未来は暗いものだと決めた?

do not have―自分で自分を奈落の底へ突き落としている。這い上がろうともしない。

「養い、癒し、優しさ、直感、創造性、中間、不確実性、未知のもの」
少し待とうか…そのささやきが天使のものか悪魔のものかも定かではない。

だけど少し待とうか。疲れているから。

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一つカミングアウトしておくと、スポーツナビplusでアカウント申し込みを
途中まで進めてしまったのは事実(苦笑) システム構築はコンサドーレ公式の
サービスを構築した会社だそうなので、システム的には問題なさそうかな、と。
(注:ナビplusのblogはスポナビ編集部がチェックを入れることが前提になっている)

あとは書く人の眼力と筆力だけど(微苦笑)

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昨日のエントリタイトルでは、糸通しのBGMにずっと「Football Time」を聴いていた
余韻が感じられる―島唄。この年になって、初めて歌詞に込められた意味を知って…。

このまま永久に夕凪を。
けれどケガをしている選手が望むのは、時計の早送り。

仕事が欲しいのか金が欲しいのか愛が欲しいのか甘える相手が欲しいのか、いずれにしても。
真の愛は高尚なものだ、だからと言って関係ないと投げ出しては話にならない。

執着心がなくなったら、愛着する対象が見つからなかったら、生きている必要がない。
だから一思いに殺してほしい。自傷、自壊…肉体的痛み、血の赤い色。本能、生存欲求。

ぼんやりして回らない頭で前を見つめる、これから予定されている出来事たちを。
その名前を並べて、そこと自分との関係性を問い直す。それは自分が欲していることか?

4年前、ワールドカップをTVでやたら見ていたのは、サッカーに飢えがあったから。
今はない。むしろ供給過剰なぐらいだ。だから見ない。見なくても悔いがない。

飢餓があるのは。
想像力ではもはや埋められない穴。

誰かのようになりたいと幼い頃から願い続けて、結局自分がどこにもいなかった人生。
誰かと同化したかっただけ。投影を繰り返し、他者に対して自分を隠匿し。

風や空気になりたいと願ったこともあった。誰にも見つからない存在。
透明人間―それがいかほどに哀しい存在かを、かつて語った選手〔ひと〕がいたけれど。

哀しいです。
傍観者だから。
日立台岡山劇場さえ心を揺さぶりはしない。
それは私が望んでいることではないから…。

勝ち負けの決着をつける場に臨みたいわけではない。
私は。

非現実、桃源郷、幻想。
自分と誰かの間でしか成り立ち得ない関係。

………愛は人を傷つける? 熱情は誰かを焼き焦がす? 涙は歓喜を洗い流す?

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『俺リフ』書籍版読了。この世界ではオーストラリアとドローだったんですね。
以下、抜粋。

ただのキックなのに、きれいなサイドチェンジのボールは、それだけで
なぜか人の心に美しいと感じさせる。サッカーの魅力の一つだ。

抜ける技術があっても、勝負に行かなきゃ抜けっこない。すごいシュートを
打てる技術があっても、シュートを打たなきゃ点は入らない。プロの試合でも、
なぜいまの場面でシュートを打たないんだ、と言いたくなることがあるだろう?
いくら優れた技術を持っていても、それを行使しようという意思がなければ何の役にも立ちゃしない。


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