Land of Riches


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 2005年10月23日(日)   赤い腕章は腕を縛るツールではない 

センターCB小林祐三は、踏ん張っていた。一人で右も左も切りに行き。
八面六臂、孤軍奮闘。
中盤より前ではボール奪取ポイントが基本的に設定されていないため、
相手攻撃の負荷は全て3バックへのしかかり、小林はそれをほぼ一人で処理していた。
足へのタックル。一発退場。問題はそこじゃない、そうなってしまった経緯だ。

何度跳ね返してもすぐに相手がサイドをえぐってくるようでは、
CBの心身の負担は計り知れないものになる。攻撃陣は何もしなくとも時は経つのに。

そこにあるのはフットボールではない…。

小林祐「この3人でスリーバックを組むのは初めてだったが、連携も良く、
いいかたちでプレー出来ていたと思う。(退場して)チームのみんなに
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。悔やんでも仕方がないので、いつまでも
下を向かずに、次に出番があるときのためにこれからも頑張っていきたい」
(レイソル公式) 

「PKについては悔やんでも取り返しがつかないし、
これからやらなくてはいけないことがある。いつまでも気にしても
みんなへの恩返しにはならない。次いつ出番があるかわからないけど、
しっかり準備していきたい。ボールに足を伸ばしたのが、向こうが一歩速かった。
最悪な結果になってしまったけれど、僕の経験不足と判断ミスです。
でも、セットプレーと2点目以外は、崩されてはいなかったと思う。
はじめての3バックでしたが、個人個人は負けていなかった」
(J'sGoal)


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