もう一度、心の底から笑ってみたい―刹那のものでかまわない、幸せに浸りたい。愛別離苦なんて信じない、私はただ、ただ、好きなものだけを眺めているんだから。いつでも敵を排除するための剣は胸に抱いて―鞘から抜きたくはないけれども。剣が一番力を持っているのは、抜かずに抱えている時なんだから。