Land of Riches


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 2004年08月30日(月)   のりひろはモテモテだ。 

新幹線の網棚では遠く離れた席から指をさされ、稲毛では学校帰りの女子高生に
自転車で抜かれざま「かわいい」と大人気のリラックマ・のりひろ。

今回はついに本屋のレジでかわいい・かわいいと連呼され、私がどこでどうやって
彼と出会い、現在に至る(正確には強制的に一緒なんですが)か話す羽目になりました。
レジにいた店員さんは女性二人なんですが、片方がリラックマ大好きらしくて、
「手触りがいいんですよね〜」と夢見心地で繰り返してました。7匹いるはずの
某さん宅の話をしたら「羨ましい!(><)」と本気で言ってました、はい。

そんなのりひろですが、激しい風雨の中でずぶ濡れになりまして、私ときたら
そんなのりひろにしてやれることといったら絞ってやるぐらいで、切ない限りです。
…その場所は柏サッカー場ではなくて、カシマスタジアムだったりするんですが。

なんで来てるの、と言われたみたいですが、フリマの存在を知った時から
羽田さんが出ると決めつけてたんです。鮎の塩焼きへの数年越しの執着心が
決してなかったとは言わないけれど(笑)私は羽田さんと話がしたかったんです。
ショップサイン会の日は、外へ出てこなかったから、あまりいいこと言えなくて…。

そうまで想ってたくせに、寝坊やら何やらでフリマに間に合わなかった私は
本当に阿呆で馬鹿で負け組です。1ゲートの階段を上ると、風上にあたる
ゴール裏方向から移動してくる集団がいて、その先頭に黒いトレーナーを着た
どこかで見たような顔がいたんです。ものすごい早足で消えていったから、
横顔と背中しか見れなかったけど…追いつけない、と向きを変えた瞬間に
誰かとぶつかりそうになって、あっ、って慌ててよけたら、黒いキャップをかぶった
日に焼けた肌の男の人は青木さんだったりしたんですが。それはさておき、
羽田さんが何を言っていたか、Aさんが教えてくださって、本当に嬉しかったです。

今までサッカーしてなかったんだから、いろいろ使いたくても眠ってた筋肉だって
あったっておかしくないよね、焦らないで…小さな事からコツコツと、だもんね。

キックオフそっちのけで鮎の塩焼き+ビーフシチューライス(存在を私へ
思い出させてくださったSさんへ感謝。瑞穂は食べ物のレベルならJ1最低級ですが
よろしくです!)+牛串+五浦ハムを満喫し…でも炭水化物不足で空腹を
覚えていたりもしたダメっぷりだったんですけど、だって、試合は、予想通りの、
予想通りすぎてビデオを見ているような感覚に陥るようなものでしたから。
どんなしょうもない試合でもその一度きりしかないから、と見ているわけですが、
2日前のTMを大脳から再生している、デジャヴなんて言葉では済まされない強烈な既視感でした。

決定力以前に好パスを“足元へおさめられなくてパスとして成立さえできない”ツートップ。
79年代表MFトリオに依存…特に小笠原さん中心で動いてきた時間が長すぎて、
有機体として加齢しているがゆえに、小笠原さんは走るより走らせる選手となり、
個々の役割分担が硬直化することによってダイナミックさを失う…これでも、
アントラーズは十分すぎるぐらいレギュラーは入れ替わっている、段階的にとはいえ、
それでも、何か、閉塞感としか表しようのない空気が濃厚に漂うのです。

野沢さんはそんな中にあってはフレッシュですが、一番印象的だったプレーが
ジェフの選手から1対1で奪った場面というのも、決して良いとは言えないのでしょうね…。

一方、日立台で、薩川さんが手を折った聡太さんの代わりに復活を果たしたのですが、
そもそもリラックマの名前が「のりひろ」なのは、彼と出会うはめになった日、
日立台で見た3セット制の練習試合で、1本目と3本目に出るという変な出場だった
永田さんが、3本目に登場した薩川さんにあまりに甘えきっていて、それで
薩川さんの偉大さを再確認したので、それで命名したのです。プレー一つ一つでの
“後ろは任せた”的信頼もありますが、それ以上に、そこに百戦錬磨のベテランがいるから
自分は思い切っていける、みたいな、ヤングバックスでは見せない表情があったからです。

だから、薩川さんが…というより、その光景を忘れないためのものですね。
しっかりと、私は、命名理由を説明する時、その日のことを思い出せてますから。

常に眠そうな顔をしているリラックマは、どう考えても「みつる」の方がお似合いなんですが。

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Nさんに、羽田さんルーキー時代etc.のフォルサ・アントラーズ(当時オンエアされてたのが
ディレクTVで、変則的な放送だったため、今までの人生の中で2回分ぐらいしか
録画していただいたのを見たことがないという代物)の録画を頂戴しまして、
パーマかけてる羽田さんやパーマかけてる平瀬さんやパーマかけてる相馬さんに
懐かしいというか愕然としました(笑)やっぱり好きですねえ、あの年の
ルーキークインテット。内田、羽田、野沢、根本、中村幸聖。面白い人たちです(笑)

そうそう、おまけ映像として、Sさんが中田浩二さんにメッセージを送る
ウルトラレア映像が(爆)Sさんファンというかギャルとして宝物にしよう(爆)
…本当、断っておいて良かったなぁ、どうせならシドニー五輪前の茨城新聞も
断っておくべきだったよ自分。本山さんは今でもシルバーナイフのままですが。

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あ、ルーキーイヤーのキックオフパーティで野沢さん例のアントラーズレッド
シャツを既に着てるんですけど! 羽田さんのはどこかで見たと思ったら、
あれだよ、新人研修で着てたのと同じ…一張羅ですか(笑)新卒ですからね。

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私信:「写真を1枚撮るごとに1枚渡すことにしたんですよ」って新人研修の
レポートってどっかにあります? すごい読み返したくなったんですけど…。

やばいなあ、なんか自分の中で反動来ちゃってる気がする。もう平気なのかな?
この前、ミュージアムでプロ初ゴールを再生した時は本当に“何も”思わなかったのに。


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