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サッカー日本代表アルゼンチンWY占い フットボール・アンチクライマックスの小野さん編をようやく見ることに成功中です。 (LRでは小野さん=小野剛コーチ。コーチ(苦笑)伸二さんは伸二さん) この番組は、サッカーは試合のみで成り立っているわけでもなく、色々な要素によって 運と紙一重にも映る要素が左右されることが分かる、サッカーの奥深さを、 言葉で成り立ちうる部分“理論”を教えてくれるから大好きです。小野さんの相手、 それがハシェックなあたりが個人的にはまた感慨深く(#21は広島vs神戸です) …この番組で今のレイソルを取り上げたら、問題点が全て明らかになると 思うのですが、だから番組にならないんで回ってこないんだよって 他サポさんには言われます(^^; うーん…小野さんはピクチャとか 聞き覚えのある言葉を使うので、なんか不思議な気分です。広島にも行きたいなぁ。 今日はホーム側自由席なのに、何時に出ればいいのか、すごい微妙です(苦笑) 日立台が遠かったです。チケットを衝動的に買った自分を責めてみたり。 どうにかたどり着いたスタンドで、どこかで聞いたような独特の声を耳にした時は ショック大きかったですよ…いや本当に今日のゲストは誰だったんですか? (覚えているのは、朝4時におきて5:18の電車に乗っていたことと、 JUDY AND MARY―これの発音が変だった―を聞いていると言っていたことだけ) なぜワイパを最も必要とするのがサッカーの試合なのか、本末転倒です。 喜怒哀楽のうち、哀しみというか不安が生活の大半で、怒りもよく覚えて (対象は自分がほとんどで、あとはレイソルかな(苦笑))残りの二つは ほとんど感じることがありません。サッカーですら。スタジアムにはおそらく 嬉しい場面は起こりうる(好きな選手がゴール決めたら、そりゃやっぱり 嬉しいだろうと想像つきますもの)けど、楽しいことはないんだろうな…と思ったり、 そう考え、スタンドの非日常的浮かれた雰囲気というか興奮を受け付けない、 嫌がっている自分を間違っていると考えたり(楽しまなければならない、と 義務になっている時点で私は歪んでいるのです)ぐちゃぐちゃしながら歩きました。 でも、試合を思い起こすと、周囲(そもそもこの鬱状態でゴール裏へ行くのが どう考えてもさすがに間違いで、呪うべきは指定席を購入できない経済状態です。 私だってできるものなら指定で見たいです。それがクラブのためでもありますし)の 声というか空気にほとんど合わなかったのですが、それでも胸躍る場面は あった、今確かにあるわけで、ただ、私のそれは周囲とずれているだけなのです。 永田さんが何度もヘディングで競り勝っていた―そんな場面が思い浮かびます。 前半だけなら、またいつものごとくありえないゲロ甘な感想文を書いて、 読む人にひかれるのではと思うぐらい。私は、あの細い背中へ、大きくない20番へ、 あまりにもいろいろなもの―永田さん本人にはどうでもいいことまで―を 委ねてしまっています。ワタシ=Iを、何か依存しない生き方を見つけたいです。 後半になってから特に大きくクリアするようになったのは、監督の指示だったんですね。 完封―後半はボロも何回か出た(FC東京戦に比べたら100倍マシだけど)ものの 最低限の仕事はしたと思います。最低限は。それで満足しては…勝ち点1に 何か心的満足を求めてはいけないのかとさえ思います。…ダメなんですよそれでは。 玉田さんは疲れていたはずです。昨日、練習後、雨の中マッサージを受けていて、 そんなの室内へ戻ってからやればいいのに、と思いながら眺めていました。 今日の玉田さんの走りからは、代表の意地というかプライドを感じました。 広報日記で、殺到する取材を責任感でこなしている記載がありましたけど、 今の玉田さんは、もう自分のためだけにサッカーできないのがよく分かっているように 私には見えます。やらねばならない―だから今日も痛烈な野次を浴びせる人がいる。 それに比べたら、気分(不条理な判定でパフォーマンスが乱れたり)や スタミナでプレーが左右される谷澤さんはまだまだだと思いました。本当、彼には 早く90分持つ体力をつけてもらいたいです。あのテクニックは武器なのですから。 宇野沢さんは一時の目も当てられない絶不調と比べたら、随分回復したと思います。 でも、もっとできるはず―それに待っていられません。貴章さんはまた怪我するし…。 なんだろう、全体としても、どのくらいのものを見られたら満足していいのか、 その物差しが勝ち点を積めない現状で分からない、見失ってしまっているのです。 私は選手をけなしたくないし、自分も嫌な気分になりたくない、でも、 防衛本能のようなもので欲するものが下がっているとしたら、それはそれで悲しい。 これでも、比較的満足して帰ってきた方なのですよ、今年のレイソルの試合では。 だって、点を取れそうな気配があった―惜しいシーンが何度かあった。 セットプレーの永田さんのヘディングは、それとは別で、決まればよかったと思うけど。 でも、家に帰ってきて、オフィシャルに出ていた永田さんのコメントを見たら、 自分が見たもの、つけた満足度を、どう評価していいのか、さらに分からなくなりました。 ―ただただ耐えるしかなかった。 その通り。何に期待していいのか分からない―DUDUを失いダイナミズムをなくした 10人のフィールドプレーヤーで構成される有機体へ何を望んでいいのか、 私には分かりませんでした。個人技はスパイスにはなりうれど特効薬ではありません。 自分の出来はよくなかった。言い訳はしたくない。 自分の責任を果たせず、チームに悪いことをした。 これは玉田さん。私は玉田さんをよく見てました、今日。一番ひどい時は 自陣での相手FKなのに、玉田さんを見ていたり―そんな無意識へ、理性、じゃないや 表層的感情は、20番を探せと命じるのですが。その時、たまたま相手のキックが 玉田さんに当たってはね返って、表層と深層のすれ違いにびっくりしたものです。 ただ、救いは、私の中の玉田さんや永田さんは笑っている…それだけです。 玉田さんは笑っている。宇野沢さんは、残念ながら笑ってない。そんな話、 どこで見たかと思えば「るろうに剣心」ですよ。でも、あれは心情的に理解できる。 その永田さんを取り戻すまで、どれだけ時間が必要だったか―また滑り落ちそうで怖いです。 うーん、紫陽花が咲く季節は、何がなくとも雨が多くて憂鬱だし、私は何もなくても 憂鬱になるのがデフォルトなのに、何を無理してスタジアムへ行っているのでしょうか。 エスパルスのサンバを聞くと切なくなるのは刷り込みですが―聞こえてくると 雪が積もった富士山と、それが見える日本平を思い出します。清水は特別な場所。 永田さんのふるさとだから…というよりは、やっぱり静岡だから。静岡は特別。 サッカーでもそうだし、私にとってはそれよりも重要なところで日本一大事な県。 DFは常に冷静でなければいけない、とはJ開幕期の堀池さんの言葉。鋼の心、 冴えた精神は必要、でも熱い魂も必要。永田さんは落ち着きすぎですね(苦笑) …紫陽花の花言葉は心変わり。紫色の花は、恋しい人を思い起こす想い出の花。
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