Land of Riches


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 2004年04月25日(日)   輪廻 

ネットサーフィンしていたら日付が変わってしまいました。怒りが収まりません。

昨日のこと―まずは昼間の夢の島(サテFC東京vs市原)から書き始めないと
いけないはずなんですけど、これが本当に見なかったことにしたい内容で…。
私はどちらのサポでもなく、ただの増嶋ファンとして見に行ったのです。
右SB(ただしオーバーラップは前が張っているのでほとんどなく、たまに
アーリークロス程度)として出てましたが、失点の前にヘッドかぶるわ、
45分で替えられた後にチームは2点ビハインドを追いつくわでいいことなし。
後半は市原の水野さんに注目したんですけど、まだまだ細すぎますね彼は。
全体としては東京がフィジカルで押してたのに、勝ちきれなかったというところ。

開門前に国立へ着いてしまって、初体験の金属探知にびびりつつ、寒い中、
延々と待ってました。いろんなユニフォームを見ました。懐かしいものも。
私自身、青いものが着たくて(普段着ているのは2ndなので当然ながら白)
KAKUDAシャツを着ました。開門前から。動員で集まった赤シャツに負けたくなくて。

開始時刻を中継の都合で弄ばれる現状は腹立たしいのですが、始まる頃には
ホーム側カテ3は入りきらなくなってアウェー側へ行く人(といっても北朝鮮の
応援ゾーンとは完全分離。今日は本物の警察官まで動員されてました)もいれば
最初は閉めていた上段も開放されましたし、思っていた以上に人が集まりました。
…女子代表の勝利を真剣に、純粋に願う人たちが。

失礼な話ですが、女子スポーツを見ない私は、女子代表のことも全くと言っていいほど
知らなくて、それでも日本代表だから応援しよう、と考えて行ったくらいです。
選手個々を知らないから(守備好きな私が見てて気に入ったのは左SBの#2、
神大の矢野選手のカバーリングでした)かえって邪念なく応援できました。

もたれる壁が欲しくてスコアボード下へ行ったので、よりによってタスキの辺で、
開始前にはウルトラズのビッグフラッグを持ったりもしましたし、90分間
ほぼオールスタンディングに声出し振りつきと久々に全力で応援しました。
女子代表のパフォーマンスには、それを素直にさせるだけの、強い勝利への
希求を感じました。アテネへ行けるか行けないかが決まってしまうのですから、
当たり前といえばそうなんですけど、選手が強く勝利を求め、スタンドも全力で
それをサポートする、ホームの代表戦なら当たり前の…当たり前“だった”光景を
目の当たりにして、私は回顧モードへの突入を回避できませんでした、残念ながら。

初めて代表戦を見たのも国立でした。スタンド全体が同じコールをするのに
ぞくぞくしたものです。そして長く苦しかったフランスの最終予選、忘れられない記憶。
黄金世代と呼ばれた彼らの黎明は遠いナイジェリアだったけど、国立も
シドニーへの階段の一つでもありました。そしてアルゼンチン世代と共に歩んだ
充実した日々(国立は1試合でしたが)を経て、2002年大会を迎えたのです。
私はTV観戦ばかりでしたが。あれが終わってからです、何かがおかしくなったのは。

UAE世代と北京世代の国立は“変な感じ”でした。昨日の女子代表に対する
熱意と比べたら、現U-19もU-23もあまり公言できない引っかかりを抱えたまま、
それでも勝ってほしいと願うという不自然な状態です。そして、歯がゆい思いは
カテゴリが上になるほど強くなり、今ではフル代表をちゃんと応援できません。

日本サッカー界の頂点に立つフル代表。選ばれし者のみが名を連ねることを
許されるエリートの中のエリート。日本のサッカー好きが最も熱くサポートする対象。

私の大好きな選手は、その一員としてヨーロッパ遠征へ参加している…けれども
彼は「代表おめでとうございます」と言っても、ニコリともしないし、私は
そうさせてしまう練習試合をこの目で見てしまったのです。理不尽すぎる光景を。
彼はフル代表には正直呼んでほしくないと思っているっぽいし、私もそう思います。
それが…悲しくて胸が張り裂けそうで、実は試合中にマジで涙ぐんでしまいました。

青いウェアを着た永田さん。それは本来、ファンとして誇るべき姿なのに。

―(合流したばかりの)磐田の選手を全員使うのか?
「代表チームでの練習が少ない中で同じチームでプレーしている選手がいるというのは
重要なことだから、4人はスタメンで使う。チーム練習の時間が少ないので、
リスクの少ない形を取っていく」
―交代枠については。
「5人とかしょっちゅう入れ替えていると草サッカーみたいになってしまうから、
ルーマニア戦のときのように交代は3回までにしたい」

「合同練習があまりできない中で、どのように強さを見せるのか、
精神面を選手には見せてもらいたい。
クラブでやっていることを全部出してくれればそれで満足だ」

女子代表の快勝で久々に浮き立った心は、外苑前へたどり着き前にしぼみました。
ジュビロ勢をレギュラー組で使ったという記事を見て。いや、私だって、
磐田サイトをやっていたぐらいだし、CBとして田中誠さん>永田さんなのは
全く否定できません。その通りです。でも…永田さんが置かれている立場は
実力という概念と連関しているようには、私には到底思えません。

他にも、フル代表には全く“理解”不能な側面がたくさんあります。
ジーコは、もう理性で何かを求めるなとでも言いたげにも見えますけど。

お願いだから、私に、代表を…特にフル代表を応援したいと願う“自然な”
欲求を返してほしい。ねえ、なんでこんなことを願わなきゃいけないの?!(悲鳴)
…もどかしい、眠いせいか苛立っているせいか、思いがうまく言葉にならない…!!

寝て起きたら少しは落ち着くかな、サッカーをこれからも見たいという気になれるかな。
国立では、私も年取っても代表のユニを着て応援できる人間になりたいと思ったのに。




いつもアップしたら読み返すんですけど、今回はいつにも増して支離滅裂ですね。
でも、まともな文章へ書き直せる自信というか余裕は全くありません。
これが私の怒りなんでしょう。永田さんを傷つけられ続けて至った…。

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何か一つ手に入るのなら、人の心を癒す力が欲しいです。傷つける能力は…言葉なら、
他人を不愉快にさせる言葉なら、いくらでも放てるくせに。卑怯な言い訳は
いくらでも思いつくのです。たとえば、父だって中学の頃、三者面談で担任に
ナイフと称された発言を繰り返していたと。でも、鬱病であることがどの程度
免罪符になるかと考えている時点でダメなのです。それはなりえないのだから。
私がこの状態だと分かっていてお付き合いしてくださる方は素晴らしい方だし、
ご存じない人には全く言い訳とならないのです。こうやっていつもいつも、
全て終わってから自己嫌悪に陥るから嫌なのです。なぜ、その瞬間に、その時に、
自分へ内なる鏡を向けられないのかと、それを凝視できないのかと後悔するのです。

サッカーと離れたいなら、離れればいい、そんなに人を傷つけるのが辛いなら。
誰かを愛することが誰かを傷つけることと類義語と分かっているなら、黙ればいいんです。

なぜ黙っていられない、なぜ人を大切にできない、優しくできない…。
そう、誰も、私を、そんなに価値のあるものとは見なしておらず、気にもしてないのに。


サッカー日本代表定着を狙う茶野と永田
…いい加減、本当に諦めろ私。自分と全く同じ価値観を持つ人などこの世にいないと。
誰もいないからこそ、私は私としての個性を確立していられるのだと。それが自我だと。

▽レイソルユース 4-1 FC東京U-18
船山くんと柳澤くんはやっぱりすごいなあと思いました。今更な感想ですが。
(特に前者)柳澤くんのお母様をお見かけしてドキドキしました(アホ!)
吉本くんは大きかったです。口にした矢先にバランス崩すし…(苦笑)

▽レイソルトップ午後練習
ハンドパスゲームは最近頻出のようですが、もはやそれをやることの是非を
とやかく言う段階ではないのでしょう(自嘲)29日の見所はリベロとベンチのFW。

今日の名言:
Iさん「(レイソルの選手を説明しようと指して)あの黄色いソックス」
Sさん「…みんなそうじゃないですか(呆)」

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ワイパックスは本当にすぐよく効きますね…(遠い目)

早く帰ってきてほしい、でも帰ってきて会ったら何を言っていいのか分からない。

相手のミスをかっさらってゴールを決めた玉田さん。かっこよかったですよ。
久保さんへパスをうまく出した本山さん。やっぱりすごいんですよ彼は。
嬉しいんだよ、嬉しいんだよ、惚れ惚れするんだよ、嘘じゃない、嘘じゃない。

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ワイパックス1錠じゃ足らないよ、なんだよ、この気持ちは…!!

絶対忘れると思うから書いておこう―今日ハンドパスの後、サテメンバー以外に
田ノ上さんと宇野沢さんが、広報日記にも書かれましたけど、延々と
シュート練習してて、最後にはハンドパスから一人サテ練習へも参加した
菅沼さんも入ってやってました。菅沼さんって本当に練習好きですよね。
まあ、3人とも、あんまりよろしいとはいえない決定率だったんですけど。

更にその後、スタッフさんと蹴鞠してた(同じ部位で2回触っちゃいけないルール。
スタッフさんに対する菅沼さんの厳しいツッコミっぷりが素敵でした)FW二人の
表情が忘れられないんです。特に宇野沢さんの明るい表情が。置かれている
現在の立場にもよるんでしょうけど、結局ファンって好きな選手のそんな顔が
見たいだけの人間なのかなって、最近よく感じます。本当に単純なんですが。

アナタ、デル、ウレシイ。アナタ、デレナイ、カナシイ。アナタ、エガオ、シアワセ。


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