Land of Riches


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 2004年02月17日(火)   日付が変わるのを待ち焦がれていた 

blogで、リンク→トラックバックするかしないかは、あくまで元記事を読んだ
他人(リンク先のマスター)が自身の興味で判断すべきであって、引用や
トラックバックによる相互リンクを希望というか強要するのは、blogの概念に
反していると思うのは私だけでしょうか。価値があるのは、筆者同士の
人間関係ではなくて、純粋に文章が持つ情報量というか情報価値ですから。
(そう考えると、blogは日記以上に文を磨く必要があると思ってしまいます)

さて、昨日夕方、アテネ五輪予選アウェーラウンドメンバーが発表されました。
言葉にしにくい汚れた感情ばかりが湧き上がるのですが、まず、それを語るのに
先日のロシア戦やイラン戦を引用してもいいのかさえ判断しかねます。

ロシア戦では(相手がフル代表だと思ってたって本当ですか?(苦笑))
空中戦で闘莉王ですら連敗を喫し、途中からハイボールを使わない作戦に
切り替えたように見受けられました。根本さんは調子が良くない上に、
ロシアのよく似たタイプと思われる対面の選手にぴったりとつかれて封じられ、
タワー高松さんは病み上がり、普段ならもっとできるんじゃないか…という
出来だったので、それが間違った判断とは言いません。FWとアウトサイドの
タイプが噛み合わないのは、この五輪代表ではよくある光景だったりもしますが。

それでも投入された相太さん。メディアの中で、五輪代表は彼と闘莉王しか
いないんじゃないかとさえ感じました。選手入場時に、入ってくる選手よりも
ベンチへ座る平山相太さんを映すカメラの方が多かったのには絶句しました。
売店でも黄金の中盤に並んで、24と番号だけが入ったユニフォーム(notシャツ)が
売っていたりもしましたし、昨日は昨日でNHKの夜7時のニュースで出てましたし。

闘莉王の想像をはるかに超えたオーバーラップがゴールを生んだのも事実ですし、
彼の戻りに関する欠点から失点を喫したのも確かです。彼は持ち味を良くも悪くも
発揮したのです。それは闘莉王が出ると決まった時点で予測された事態であり、
その責任は起用した山本監督にあると私は思うのです。周囲の選手へかかる負荷も。

もっとも、ロシア戦がまともな試合になったのは、試合前、ホーム側ゴール裏へ
「KUROKAWA 1」の大きな幕が2階席から吊り下げられた人が、神がかり的な
セービングを連発(遼一さんがいないからポンちゃんは置いていったのですが、
後からめちゃくちゃ怒られました(^^;)したお陰です。うずくまったところへ
ボールが当たって跳ね返り救われたなんて、あまり言いたくないですが運だけです。

啓太+森崎カズのドイスボランチは、掛け合わせると短所が引き立ってしまい、
松井さんも、以前に比べたらおのれの技術の使いどころはうまくなったと
私は思うのですが、それでも持ちすぎたり視野が狭かったりするきらいはあって
(この点で、山瀬さんはきちっとやってくれる印象が私にはある)これ!―といえる
役割分担というか、ボールの流れ≒組織全体の動きというかがないのです。
個々の不自然な(ここでNOT-NATURALと判断する基準は、あくまで感覚的なもの)
動きが良い方向へ傾いた時ぐらいしかチャンスが生まれないのです。日本は
組織サッカーで世界と勝負する、というのは私の間違った認識なのでしょうか。

一言で言うなら、とにかく理不尽なのです。不公平すぎる…私は天秤座だから
そういうのに過敏かもしれない、なんて自分を慰めようともするのですが。

万人が納得できる代表選考がないのは、西村ジャパンを追いかけていた頃に
嫌というほど思い知りました。それは当たり前でもあります。しかし、人間は
やはり自分が贔屓し、感情移入している対象に代表入りしてほしいと望むもので、
それが実現しなかった場合、自分を説得するための客観的な材料が欲しくなります。

当該選手及び同位置の選手のパフォーマンス、パーソナリティ、代表チームの
これまでの強化の課程…いろいろな要素がありますけど、現在の五輪代表には
それを見出すことが全くできないのです。興行的ですらある試合の数々は
テストなのか、それとも言い訳なのか、どれだけ生観戦しても見えない“真相”に
苛立つばかり。かといって、TVで見ていたら、もっと分からなくなってしまいます。

…何を書いてもうまくいきません。この気持ちを表すには。昨夜からメールへ
書こうとしては全削除したり、ぐたぐたやってばかりです。なんて気持ち悪い。
すーさんの日記は私の胸にうずく深い部分に近いものがありますので、
リンクはってごまかしておきます。私はヨゾラには参加しなかったけれど…。

イラン戦の時も書きましたが、私は2001年6月に抱いた感情を忘れられません。

「谷間の世代」という代名詞は、近頃ではフル代表よりもいい試合をすると
一般的にも評価される現U-23には縁遠い言葉になりつつもありますが、
どれだけ西村ジャパンからの連続性がないとしても(むしろ、ないのが
当然なのでしょう)汚名を返上できるのは同じ年に生まれた選手だけなのです。

それでも…今回の発表に対する反応は、自分が成岡さんを応援していると
口にするのも辛い(彼のパフォーマンスを見ていると思うだけに、余計)ですし、
フル代表のフランス予選を懐かしむ全体的な空気も含め、なんだか日本サッカーは
下り坂を歩んでいるという悪寒を否定する材料が見つからないので嫌になります。

楽しさは恋と同じで理屈じゃない、私はもっともっと楽しいサッカーが見たい。

自分に大切なものがあるように、他の人にもそれぞれ大切なものがある、
それが分かるんだったら、他の人の大切なものも、それなりにリスペクトしようよ。
心を、想いを分かち合うこと、それが優しさじゃないかなって思う今日この頃。

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早速ロシア戦に関してツッコミを頂戴しました。U-23がメディアでどのように
取り上げられているか全く興味がない(録画してないしスポ新も読まない)のもあり、
何が真実で何が虚飾か分からなくて、ただ見て感じたことを記録しているのですが、
実際は、わが想像のはるか斜め上をいっているようです。理屈の通じない相手です。

真実を追究するパッションを知性と呼ぶわけですが、五輪代表に関しては
そんな衝動を全く感じなくなってしまいました。薄れる一途の執着心を、
醜いと自覚しながらも、過去を持ち出すことでなんとか火を消さないようにしている、
間違ったあり方をあえてとらないと、スタジアムへ行く気も失せてしまいそうです。

正直、メールが届いた瞬間も「だから何?…って感じだよなぁ」と自分の
素直なリアクションへ苦笑いしつつ、昨日差し替えられたREYSOL TIME見てました。
新サイト一発目のレポはふれフェスを予定してるんですが、Can Do!にKING Jと
既に2回も映像が流れている上に今回のREYSOL TIME、あと公式サイトを見たら、
もう補足(記録)いらないだろ、と思ってしまいますけど、石川さんが
はぶられた話あたりはやっぱり書かないと、とも思うわけで(笑)

REYSOL TIMEでは、聡太さん涙(?)の復活宣言やら―あそこで感極まったのは
演技か本音かすごく知りたいけど知るのは不可能だと思う―子供に激励されて
圧倒(?)される永田さんやら(これエンディングでもう一回出てきたよ。
かわええ〜♪ 基本的に彼の握手態度が不評だったのは承知ですが)出ました。

ただ、下平キャプテンのインタビューといい、日曜届いたDoceといい、
ブラジル人を排除して日本人オンリーになったスタッフを賛美する風潮が
めちゃくちゃ強いのだけが気がかりです。情報はプロバカンダとはいえ…。

じょうほう【情報】
(1)事物・出来事などの内容・様子。また、その知らせ。
(2)〔information〕ある特定の目的について、適切な判断を下したり、
行動の意志決定をするために役立つ資料や知識。
(3)機械系や生体系に与えられる指令や信号。例えば、遺伝情報など。
(4)物質・エネルギーとともに、現代社会を構成する要素の一。
※三省堂「大辞林」より

…柏のSMAP見たさに発売日レイソリスタ行きそうだなあ、イヤーブック(ぼそ)
なんかすごいレイソルまみれなLRが、我ながら嫌になるんですけど、はい。

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確定申告行ってきました。レプリカ1着分相当の所得税還付をゲット!
車内で申告を話題にしてくださったNさんに感謝。話題にならなかったら、
自分でタックスアンサーを見て“中途退職者には還付がある”と気づかなかったはず。
ま、もっと頑張って日雇いの方でも源泉徴収票作ってもらったら、もう100円
余分に戻ってきたんですが(笑)日雇いは日給が9000円超えないと税金ありません。
で、源泉徴収されたことが2回しかないんです。その合計額が100円弱(^^;

サカマガのアントラーズ3800着直筆サインユニフォーム記事を興味深く読みました。
(ここ最近のサカマガ・サカダイの代表関連は全く読むところがないよ!!)
この企画が生まれた経緯や、サインする当事者である選手の声が分かってよかったです。


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