Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2003年09月24日(水)   のぞみは、かなう。 

これでもか、と貼られまくっているポスターに起用されている5人組がTOKIOなのに
今朝ようやく気がつきました(笑) お金かけてるから貼りまくるわけですね。
夢とか、希望とか、冒険とか、自信とか、私の中でも希薄になっている概念ですけど、
これは自分で手に入れようとしなければ、切り開こうとしなければゲットできないのも
よく分かったので、頑張ろうかと、私も。10/1にダイヤ改正があるのはもちろん
東海道新幹線が開業したのがその日だからです。そして、その日が何の日かといえば。

大熊さん、これは嫌がらせですか?!―と、また叫びたい心境なのですが(笑)
合宿最終日は関東のJ1クラブと練習試合をするのも、それが10/1なのも分かってましたが、
まさかレイソルと組まれるとは! やはり誕生日プレゼントは大熊JAPAN好きとして
受け取るべきでしょうか?
(爆笑)23日発売の「ヴィトーリア」新人5人組対談も
面白いらしくて、読みたいんですよね…U-20クインテットが抜けたレイソルが
スパークリングパートナーには不適当なのも、当のユース代表が姉崎で脱力したような
しょぼい試合をやるのも目に見えてるのに、しかも10/4(ZEPHYRの開設記念日)にも
柏へ足を運ぶつもりでいるのに! ああ神様! 東城陽でなくしたコンタクトレンズを
クレジット払いで作り直したのを忘れていて、月収の7割(!)が支払日に飛んでしまうのに
(今月の給料が安いのは、先月働いてないツケなので、自業自得なんですが)
それでも日立台へ行くべきなんでしょうか! そりゃあ、あの街でしたいことはありますが!!

ぜぇぜぇはぁはぁ…土曜の長居(セレッソ vs アントvw)も速攻で諦めて、日曜の、
貴重なアウェー戦として期待していた磐田(ジュビロ vs レイソル)さえ、今となっては
チケットを買ってしまったから仕方なく行く、という心境です(苦笑)今月は今年
一番少ない2試合(しかも1試合は瑞穂球)しか見てないのに、なんでこんなに貧しいのか…。

そんな状況ながら『Soccer clinic 中高生のためのサッカー講座 ポジション別
スキルアップ DF編』というムックを衝動買いしました。レジへ持っていった時、
本屋の兄ちゃんが「なんでお前が買うの?」って顔をしていたのですが(被害妄想っぽい)
当然のリアクションでしょうか(^^; こう見えてもクリニックは毎号チェックしてるのに。

巻頭カラーでミシェルさんがJのトップレベルDF(若手は永田・茂庭・角田・池田・
北本の名が)を紹介し、布先生がDFの条件(具体的には増嶋くんや大久保さんが
あの位置へ至った経緯)を語り、大野監督が岐阜工の守備システム変遷を述べ、
都並さんがSBについて話し、あとは奥野さんがDFに必要な実技を説明するという一冊です。

こんなのが読み応えある私って変ですか? 奥野さんが言うには、書かれているのは
全てDFなら当たり前のことばかりだそうです。でも、プレーするわけでない私にとっては
何もかも自然、あるいは体に染みついた動き(または判断)ではなくて、知識として
まずは叩き込まねばならないのです。見る上でも…語る上でも。無論、プレーヤーには
かくかくしかじかやるべきと知っているだけではダメ、という記述もあります。
私はその前段階に意識(むしろ習慣かも)がありますから、知りたいのです、いろいろ。

本当にCB好きなんですねぇ、と呆れられる私だからこそ外せないのは、見るに際して
プレーを判断する基準だけでなく、それを綴る言葉です。巻末に2ページ用語集が
ついてるんですけど、3分の1ぐらいは知らない単語でした。サッカーは(というか運動は)
言葉とは違った人間の表現手段であるゆえに、文字で(または音韻で)表現するには
向いていない対象で…だからこそ、多くの人が共有するイメージを私も持たないと
いけないんです。自分が好きなもの(つまり、DF)の素晴らしさを伝えるために。

レイソルのイヤーブックで、永田さんがトレセン世代である証明として(実際に
彼がどのくらいのトレセン歴があるかとは、ここは別問題)初先発した鹿島戦についての
「鹿島はプルアウェーとかDFの視野から消える動きがうまくて、とてもやりにくかった」という
一語が紹介されています。私は、これが具体的にどんなモーション(どんなシーン)なのか
イメージすることが、残念ながらできません。彼は自分が見た光景をこう表現するのに。
その辺の食い違いが…単純に悔しいんですね(苦笑) つまり、ボキャブラリーは
書くだけでなく読むためにも必要だというわけで。インターセプトの美しさに
惚れ惚れするうちは、まだまだディフェンスについて理解したとは言えないんですねぇ…(再び苦笑)


やぶ |MailWeblog