Land of Riches


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 2003年05月08日(木)   さてぃすふぁくしょん 

今年3回目の日立台より帰還しました。どうせ私は、今頃になって、レイソル5番
ストラップをぶら下げて丹羽くんへ写真を頼んだのに気づいたバカな永田ミーハーです。

昨年と打って変わって、何かに追い立てられるように試合を見まくってますが、
いくら風雨がすごかったとはいえ(帰りの新幹線で西へ行くほど空が青くなるのには
正直泣きたく…行きの夜行バス「青春ドリーム号」が普通の昼行バス用車両だったり
その他もろもろあってあまり眠れなかった疲れもあり、帰途は予定外のぷらっとこだまに)
途中で帰りたいと真剣に思ったり、来たのを後悔したり、切実に交通費返せと感じたのは
今回が初めてです。様子を伝えたいのですが、何を書いていいか、さっぱり分かりません。
少しも言葉が浮かばないというか。描写したいという水準に全く達しないプレーを
両チームとも繰り返し、仮にも2名(徳永さんと菅沼くん)以外はプロフェッショナル
サッカープレーヤーによって行われているとは思いたくありません。でも、だけれども。

うーん、まずは柏の話をしようかな…これでも、私は、まだ恵まれている方なのですよ。
相手が柏だったから―というよりは、一番ゴールを決めてほしいと願っていた
双方の選手、すなわち、大熊監督を見返してほしい菅沼くんと、同様にアウレリオ監督を
見返してほしい宇野沢さんがゴールを決めてくれたのですから。宇野沢さんは
先発できなかったのですが、青いウェアを着て、レイソル勢の横でボール回しをするのは
どんな気分かと悲しくなりました。彼は、柏の選手にしては珍しく(!)レイソルを
愛してますから。もっとも、昨年8月末時点では、永田さんもレイソルには
全く必要のない選手だったのですが。試合後、宇野沢さんは反対側のベンチで
アウレリオ監督と何か話してましたが…彼の気概はレイソルに必要だと信じて疑いません。

さて、そのレイソルですが、トップというかAチームは、試合の1時間ほど前に
攻撃陣と守備陣(ボランチより後ろ、明神さんや平山「XUXA」さんなど)に別れ
サイドアタックとその対処をやって終了。永田さんと玉田さんはジョグしてすぐに
着替えてしまって、私服で練習試合を見てましたよ、メイン側上段で。しかし、
だからってなぜファンを屋根のないバックスタンドへ押し込んだのかは、納得いきません。

で、試合に先発したのはBと呼ぶべきなのか、彼らのために練習試合を組むべきだと
一部で指摘されている、リーグ戦などに最初から出られない微妙なメンバー。
大野さんはエコパで見た走りは幻だったという結論に達したほど消え去り、
いまだ6割の出来という萩村さんは泣きたくなるようなパフォーマンスで、
代表から帰ってきた貴章さんはしゃれたループを狙っても、やっぱり足技がダメで、
しかも当たりに弱くて。渡辺毅さんが無難にまとめていたのと田ノ上さんが良かったくらい?
俊太さんはボランチで使ってほしいと主張し続けたのですが、そこへ行っても(以下略)

後半はサテライトでユースに混じってプレーしているCというか、ルーキーズらが登場。
落合さんCBかよ…。矢野哲也さんは良かったです。某高名なるひしゃく(伏せてないよ)にも
「次元」の名を載せることに成功しましたし(笑。Sさんに速攻でこのコールネームを
知らしめたのは私だとバレました。ははっ。ちなみに谷澤さんの「永吉」は無理でした…)
中井さんは全ての動作が軽すぎて意味をなしてないのが辛いです。あと、髪切って。
あれでも体つきは少しずつ良くなってると思いますよ。谷澤さんには負けてますが。

菅沼くんのゴールはむしろ成岡さんの失態なのですが、それでも、菅沼くんの決定力は
すごいなあ、と感心してしまいます。ま、矢野さんのナイスパスは決まりませんでしたがっ。
どんどん自分の中では「菅沼=ストライカー」のイメージが固まっているのですが、
これは正しくないのですよね。上背もありませんし。でも今後も注目の選手です。

レイソルはこんなものかな。で、代表ですが…ああ、本当に言葉がありません。
覚悟はしてましたけど、近藤・大井・栗原の3バックは見るべきもののない
最悪の出来。大久保さんが今日プレーしなかったのは、下手すると救いなのかもしれません。
彼にとって、今回の合宿は故郷凱旋でもあるのですが。そして坪内・徳永のサイド
アタックはないといってもよい状態で、中盤の静岡トライアングル(成岡・長谷部・谷澤)は
なんだかぱっとせず(でも谷澤さんは使うよりは使われる方が合うと思うのですが、
どんどん使う選手に…)トップの中原さんが一人気を吐く有り様。一言で言えば、
「角田・今野がいなければ田嶋JAPANへ逆戻り」なのです、主にメンタル面で。
途中出場の選手も大志さんなど試合に入れない選手が多く、散々な結果でした。
宇野沢さんは最後に谷澤さんのいいボールをもらえてフリーで決めましたけど、
あんなフリーじゃない場面でのゴールが欲しかった…(ワガママ言い過ぎ)
そして、噂には聞いてましたが、祐大朗さんが凄まじくダメな選手となっていたのに
愕然としました。トルシエJAPANよりも西村JAPANよりも、ワールドユースまでの間に
Jでプレーする期間の長い大熊JAPAN。選手のモチベーションコントロールが難しいのは
百も承知ですが、それにしても…コンディションが選手によってバラバラなのも
分かってますけど、どんな原因を並べても、とにかく虚しい試合だったのです。

…永田さんは見ていて何を思ったのでしょう?


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