Land of Riches


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 2003年04月19日(土)   田舎は嫌いじゃないけど僻地は嫌い 

名前は変わってもクロネコヤマト>>>>>日本郵政公社のまま。
今、郵便局はやたらサービスがいいと母は言ってますけど、どうなんでしょう。

前々から―ジュビラーになった、イコール名波さんがジュビロへ入った頃から
行きたいと切望していた静岡ダービーへ行ってきました。観客数32000強。
これでも少ない(エコパで前に会った時は5万を超えた…今回はジュビロ10位
エスパルス15位というのが良くなかったらしい)部類に入るそうなのですが。

一応エスパルスのホームながら、愛野駅南には、いつものようにジュビロの
オフィシャルショップが出店していて、そのしたたかさにビックリ。
確かに大井川より西はジュビロの管轄になっているのですが(苦笑)

エコパの正面でどちらのゴール裏へ行くか真剣に迷ってしまって、
冗談抜きで行ったり来たりを繰り返し―こんな経験、今までありません。
今回エコパへ行こうと思ったのは清水の無残な散り方が気がかりだったからですが、
そもそも私はジュビラー…のはず(弱気) さんざん葛藤した私を
結局アウェー側2階席へ引きずり込んだのは、連れのぽんちゃんでしたよ(微鬱)

清水のMDPは質が高いから買うのはいいとして、キャプテンマークを巻いて
サポーターの子供たちとタッチする市川さんの背中に負けてイヤーブックまで買いながら
帰りに雨へ濡らした私。傘が無用の長物で終わらなかったのは救いだったのかしら?
MDPではローカルメディアの人間が清水の勝利スコアを予想するのが通例なんですけど、
スクールのコーチという予想外の道を進み、ついにこの春からはラジオ番組の
パーソナリティとなってしまった興津さんがそこへ加わっていたのに、あんぐり。
ジュビロの要注意選手として俊哉先輩の名前を挙げていたのは、さすがですが。

俊哉さんは本当にダービーに強いです。先制点の時、すごく喜んでました。
とにかく磐田の猛攻が続き、ここは興津さんの予想通りだったにしろ、
(後半の序盤はまさしくハーフコートサッカーでした)清水の守備はボロボロのままで、
むしろ2-0というスコアで終わったのが不思議なくらいです。ジュビロに関しては、
助っ人は助っ人たるべきと思ったのと、遼一さんが、伝え聞いてはいましたけど
どんどんFW化していることぐらいですか、あとは。DFラインをオフサイドすれすれで
抜いていくモーションが中山隊長そのものだった時は、感嘆してしまいましたよ。
隊長と組むと、誰でもああなっていくのかしら…でも男性サポが18番を着る4年目を
迎えた遼一さんを見て、成岡さんや菊地さんもじっくり育ってほしいと心底思いました。

で、清水なんですけど。開幕戦の時は選手の配置がおかしい(例:森岡さん右SB)だけだと
思っていたのですが…なんですかあれは。やりたいサッカーがさっぱり分かりません。
ボールポゼッションで相手を圧倒するジュビロに対してエスパルスが繰り出す攻撃は
カウンターなのですが、中盤をすっ飛ばして(そもそも今年のエスパルスの中盤は
組み方がイレギュラー気味で…以下後述)速攻を仕掛けた割には前線のドリブラーが
ボールをこねくりまわしたり、サイドアタックをするのかと思いきや、そうでもなかったり。

もともとの布陣がFWの層をいかした(?)前がかりで、しかも二列目がサイドへ開いた結果、
ミッドフィールドはボランチの二人だけ。しかも、ここに展開力のある人間がいないことで
ゲームメイクができず、かといってなぜか中盤でプレスが効いてるわけでもなく
後ろへ膨大な負担がかかり、代表クラスを並べながらDFラインは不安定だったりして。
市川さんは1ヶ月以上の離脱明けなのはあるにしろ、攻守に渡って目を覆いたくなる
パフォーマンスで、切なくなりました。彼があんなものじゃないことは、
誰もが知ってますから。今日は杉山浩太さんの起用で、中盤からオフェンスに対して
好影響があるのかと思ったんですけど、俊哉さんへ果敢に挑んだ守りはともかく、
攻めるメソッドとしては活用されず…今のエスパルスには合わないのではと思いました。
そもそも「今のエスパルス」が理解できないので、この感想は間違っているのですが。

こんなところでしょうか。明日は名駅8時発のぷらっとこだまを取ってしまったので、
眠気に苛まれながらも、とりあえず書き上げてしまいました。明日は雨か…。


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