Land of Riches
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運命との遭遇・交錯―垣間見える可能性に希望や“幻想”を抱くのは自由です。 ただ、未来は思い描いたようにはまずならないし、だからこそ生きていくのは “楽しい”のですが。既に起きてしまったことはもう二度と変えることはできないけれど、 これから起こることは変えられるはず。現在の次にやってくるのが未来だから。 死した人の評価でさえ、時と共に移り変わっていく、それが歴史―人の営み。
昨日は膿を除去した部分がざっくり口を開いていた小指ですけど、もう新しい組織で 埋まっていました。それ以前に、夕食後に服用すべき抗生物質を飲み忘れ、傷を 濡らしてもいいと言われる前からべっとり濡らし、なのに、さして痛みもなく、 順調に回復している現状が幸せです(笑)まあ、相変わらず鈍いということです。 それにしても、患者の目に付く場所へゴキブリ退治スプレーを置くのはやめてほしいです。
祖母が友人から鹿児島土産のかるかんやら桜島大根の漬物やらをもらったのですが、 パッケージに刷られた桜島の写真を見て、火山灰に悩まされながらも、とても充実した… 何より現地の人の優しさに触れたソツキという名のミッフィー様下僕旅行を思い出しました。 あの半架空旅行記は、これまで作ったコンテンツの中で一番バカで、それでいて一番 気持ちを込めたものだと、読み返しても思います。あれ以降も、サッカーを通しての 遠出で、いろんな人に触れ、いろんな気持ちを抱いてはいるのですが、いかんせん 書くことができずにいる自分がもどかしいです。先日の静岡なども楽しかったのですが。
あれは金古さんを追いかける旅(マイナスイオン発生器のCMを見ては、私にとっての 癒しはあの人だろうな、と想う今日この頃。Sさんは今度の復活にも立ち会う気まんまんの ご様子ですが)であり、羽田さんに魂を奪われた記念すべき時でもありました。 そして、本山さんとそれを取り巻く人たちの“気持ち”に心を打たれたり。
フットボールは、当然それ自体が人々の心を酔わせる魅力を持っている(なにせヒトは 古代文明の頃から世界各地で太陽を模した球体を追い掛け回していた…って、これは サイト違い(苦笑))と思いますが、ヒトがプレーするからこそ面白くもあるのです。 今、ロボットにサッカーをさせる研究も進んでますが、それは機械の思考を人間に 近づけるための最良の媒体がサッカーだからです。ボールを蹴る一人一人の選手は 将棋の駒のように能力が定義された存在ではなく、それぞれがおのれの人生を歩む 一人のヒトであって、人間がヒトの間でしか生きられぬ生物である以上、フットボーラーも 他人に囲まれて生きるヒトなのです。その“他人”の中に、ファンというのもいます。
今もどこかで誰かがボールを蹴っていて、それを見ている人がいるはず。 そんな瞬間が積み重なったものも、ヒストリーの一つ。
永田さんはサンフレ戦で左足首を痛めながらも「最後だから出たい」と強行出場を 志願しているようですが、100%でない永田さんと、そうでない他のCB(特にルーキーの 永田さんより長くレイソルにいる人たち)を天秤にかけるのは、複雑です。9月はじめは、 試合の結果よりも永田さんのパフォーマンスばかりを気にしていました。しかし、 いつからか、私はレイソル戦のスコア…いや、“勝ち点”を気にするようになりました。 必要なのは勝利。永田さんのプレー内容も気になるけれど、それより大事なものがある、と。 無意識に黄色に近い色の服を選んでしまう今の自分へ愕然としつつ。
Hope can set you free.
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