Land of Riches


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 2001年06月19日(火)   “全快宣言” 

某スポーツ紙 web のそんな見出しを受けて、ポンペイの左腰に貼ってたばんそうこうをはがしました。
なんかすごく嬉しいですよ。勝手にやってたことなんですけどね。だから勝手に喜んでます(…)
とはいえ、チーム自体は細かいケガ持ちが増えているようで、心配はつきませんけど…。
まあ、この調子で全開でいってもらいたいものです。全壊はしなくていいけどねっ>田原さん

いよいよなんですね。実感ないです。過去の経験によると、試合前にやたら興奮している時って
ろくな試合ではない(…)のですから、これでいいような気もしますが。
最後の闘い。何度そうタイプしても信じられないのです。100回繰り返しても駄目でしょう。
ちょうど、恋愛に終わりがあることを理解できても、実感することはできないという格言のごとく。
いや、人生もそうかもしれません。始まりのない終わりはないとは言うけれど。

望みは、選手やスタッフの皆さんにも、私たちにも、この大会が…このチームが“良い記憶”として残されること。
ラストの、最終にして最大の舞台の結果が、そのチーム(に対して残される)イメージを左右することは
アトランタ・ナイジェリア・シドニーなどで証明されているのです。
私は今のユース代表が好きです。だから、チームが解散になっても、ずっと好きでいたいのです。
ナイジェリアのチームのように、福岡ユニバのチームのように。

控え選手を含め、チーム全員が好きだったチームは、かつて、福岡ユニバで金メダルを獲ったチームのみです。
もう6年前の話で、当時の大学選抜チーム(望月さんがアトランタのU-23と勝負しても
勝てそうな気がしていたと豪語していたのは知られている話)ですから、
現在はもうサッカーを辞めてしまった方もいらっしゃるんですけど、あの時のメンバーは
J2だろうがもっと下であろうが、ずっとずっと気になって仕方ないのです。
中盤に君臨する10番がいて、それをサポートする後輩の攻撃的選手がいて、
バックラインを統率するキャプテンがいて、その横に同い年のライバルが構えている…この構成と
全く同じで、お陰で忘れられないものとなっているのが、77回選手権の東福岡だったりします。
望月→宮原、興津→山形恭平、斎藤俊秀→金古、西ヶ谷→千代反田、と。

話は戻って、リカバーといえば、私も回復しているようです。
暇を持て余して何かしたくなるのは、意欲の芽生え=回復傾向だそうで。
待合室で隣にいた初診患者(見るからに落ち着きのない人)がやっていたチェックリスト、
私も初診の時やらされたのですが、もう一度やってみたら、かなりチェック減ってました。約半減?
一筋縄ではいかず、進んだり退いたりが続くビョーキのようですが、これは嬉しかったです、本当。

人間の気分は些細な要素で左右されやすいから、他人から見たらどうでもいいようなことでも
その人(これに全ての人間がそれぞれ当てはまるわけですね)にとっては重大事で…どんなことも。


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