Land of Riches


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 2001年02月04日(日)   独善は善にあらず 

今オフのジュビロの補強方針はよく分からないです、荒田社長…。
(とお名前を出すたびに、今でもふとJさんのことを思い出してしまうのは秘密)

本山さんにゆかりのある某ページ(無断リンク禁なのでこんな書き方…で察していただけます?)で
横断幕のコピー&デザインを募集していると、今日知りました。
本山さんの幕、実は昔から作りたかったんです。コピーも決めてました。"Brilliant".
クリスマスイブの分を見ていただけるといいんですが、あの人は光の化身です(きっぱり)
(調子のいい姿をナイターで見ると、輪郭がぼんやりと光って見えます<すみませんビョーキです)

#いつ本山さん語りをしたかな、と思ってこれまで書いたのを全部読み返してみたんですが、
#開設当初の意思に反し(…)やはり読者の存在を強く意識して書いているため、心の病に関する表現は
#かなりオブラートに包んでしまっています。読んでも深刻な精神状態が文字の上からだけでは伝わらないというか。
#あと、自分が思っていた以上に羽田さんの話ばかりしてますね(苦笑) ちょっと反省。
#これでは「やぶさんが一番好きなのはハネに決まってる」と断言されても返す言葉ありません。
#そりゃあ香港―フランス以来の海外だって行きますよ。ちなみに登場頻度次点は中澤聡太さん?

他にはマルイ(ってネット上ではどう表記するのが正確?)のセールでお馴染みのを
レタリングまでそのまま拝借しての "Sparkling" や DFみたいだと周囲には評判のよろしくなかった
"cut the way" なんてのも考えてました(これ、「切り開く」という意味なんですが―かえって羽田さん向き? )

ただ、構想するばかりで手をつけなかったのは、費用などの問題もありますが、
何より作った以上は張らないと意味がないような気がするからです。
横断幕って、応援する気持ちの表現である以上に、ファン仲間や、場合によっては選手本人にまで
“自分の来場”をアピールする自己主張だと思ってます。ああ、あの人来てるんだなって思いませんか?
だから、たまにしか鹿島の試合に行けない私が幕の所有者になるのは嫌だったんです。

その点では、宮原さんのはかなり乗り気でした。サテライトでも構わず張ろうかという勢いがありました。
候補としては、サイト名の "Marvellous Taste" や "Graceful" を考えてました。残念ながら未遂ですけど。

"See The Sky" で犬&牛ページを作らなければならなかった時も、最大の山はネーミングでした。
"Marvellous Taste" 以降は、取り上げるプレーヤーの個性をぎゅっと凝縮した名前を付けるように努力してます。
その "Marvellous Taste" は宮原さんの「いいセンス」を…ピッチ外の部分も含めて指してみたつもりです。
"ZAPPY" は生き生きとプレーする恭平さんの躍動―と書くと固いですけど、駆け回る姿への形容詞です。
"Winning Smile" はウイニングに二重の意味がかけてあって、それはコーナートップにある通り。
"Unlimited" はこれもサイト説明に書いてありますが、田原さんの誰もが期待する可能性の大きさです。

"DEEP DIAMONDS" の各選手コーナーには、フラット9の皆様がそれぞれ思い入れを込めてつけた名前があります。
そこへ込められた想いを知ると、またその選手を見る目が変わるかもしれません。
たとえば…うーん、ばらしていいのかな(苦情が来たら後で削ろう)…某・指令塔タイプのタイトルは
ポルトガル語では「指揮者」なんですが、英語だと同じスペルなのに「偉大な指揮者」を特に指すんです。

話ずれまくってますが…本山さんにふさわしい形容・賞賛が見つかることを祈っています。
(これもパクリだからまずいんですけど、「feel H"(ふぃーる・えっじ)」とかいいかな(笑) )

最後に、サカマガの昨年最終号を見て書いた(そしてここに載せられなかったといって人様の掲示板へ貼り付けた)
本山さん語り―シドニーのアメリカ戦について―をコピペしておきます。2000.12.20 wrote.

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あの頃―今もですが―見たい選手はベンチスタートがお約束でしたから、
試合が佳境に入れば、ある時は胸の内で、ある時は声に出して、その人の名を呼ぶのが常でした。
9月のはじめはそれの繰り返しで、実際、ピッチに現れ素晴らしいプレーを見ることができたから、
いつも呼ぶ時に握りしめていた物には、並々ならぬ愛着…もとい情熱と思い入れを込めてました。
シドニーへ旅立つ人へ何を預けようかと思った時、“それ”を選んだのは自然の成り行きでした。
“それ”を手元から失った私は、代わりに試合中、テレビの前で携帯を握りしめてました。
書いていただいたのに消えかけているサインと、最後に彼を見た時ゲットした16番のストラップを
汗がにじむ手で壊れそうなほど強く握りしめ、ひたすら祈ってました。
あの頃、風邪すら電脳網を伝ったのに、なぜか、あの日だけは届かなかったのです。
―モトを、モトを出せ!

それまで、呼ぶ時はいつも、その行為はファンゆえのエゴだと思ってました。
だけど、あの日だけは違うと確信があって…届かなかった多くの声や、
誰もが思い描いただろうピッチを駆ける14番の幻影の濃さを
彼の“力”の結晶と見なすなんてできなくて、ただ悔しさに打ちひしがれてました。

不出場によって存在を誇示するなんて、サッカー選手として最高の皮肉です。
どんな鋭い刃とて、鞘から抜かなければ何も斬れないというのに。

…しかし、彼は今更こんなことを書き連ねるのを一番嫌うでしょう。
だから、私は失った“あれ”の存在すら、ずっと記憶から消してしまっていたのです。
時間を巻き戻したがる12月―誰かの生まれ月―のいたずらさえなければ。

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オーストラリアをぐるぐる旅してきた“あれ”―本山さんうちわは、現在、背中写真と部屋に飾ってあります。

にしても、5時間以上一人で移動して正気を保てるのかな…(ぼそっ)

今日の一言:「ヤナギさんとひらりんと池内さんとウッチーって年おんなじなんだね!」
(二番目がややフィクション度高すぎかな?(にやにや))


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