Land of Riches


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 2001年01月30日(火)   アルテマはおろかブリザドだって唱えられない 

香港ほんこんホンコン…<昨日一日頭をグルグルしていた単語(笑)

薦められたCD(廊下の伝言板にも書きましたが、ホフディランのベストいいです♪>Sさん)を
ヘッドホンで聴きながらバタンキューな昨夜でした。じ、時間がぁ〜(笑)

確かに、自力ではどうにもならないことってあります。ただ、手に入るかもしれない、その可能性があるなら
手に入らなくても、手に入れようとできる限り努力すればなんらかの満足…とはいかなくても、心境変化があるかもしれません。
うーん、こう書くと当たり前のように思えることすら見失ってるんだから、それを教えてくれる友達は、本当、大切。

あるチャットに、“プレッシャーがきつい大きな仕事”と“プレッシャーの乏しい適当な仕事”の
どちらがいいか…というログがありました。私はバイト探しで“誰にでもできる簡単な作業”というコピーに
割と惹かれる方なんですけど、イコールやり甲斐のあまり感じられないタスクになります。
はっきり言ってしまえば、別に私がやる必然性もない、まさに交換可能な歯車になってしまうということ。
仕事に限らないのかもしれませんが、ある高みへ登るには、それなりの苦悩が伴う…そうですよね?(やや私信)

自分がいない世界を想像して、それでも何事もなく回っていく―間違いなくその通り―のが
我慢できないなら、歯車になりきった一生は欲するところではないわけで、ならリスクを負うしかないと。

あるRPGで自分がいない世界が許せなくてそれを壊しまくるボスキャラがいますけど、実はその気持ち、かなり分かります(苦笑)
ただ、そのキャラは壊せるものが能力的に大きかっただけで―ヒトは誰も自分でめちゃめちゃに壊せるものがあって、
その大小が違うだけ、と言っていたのは「幽白」の幻海でしたか? ある人は家族であり、ある人は国であり。
私の場合、壊せるのは自分の精神的安定と手近にある紙(ストレスがたまると、いきなり新聞の折り込み広告を破りだしたりして
元彼を唖然とさせたことも何度かありました…)ぐらいなんですけど。

破壊衝動を創造衝動へ昇華できればいいのに。

この世で私にしかなしえないこと―なんか、これをずーっと昔から探している気もします。
やぶさんはやぶさんなんだから。よく言われますけど、自分が嫌いな今の私にはなんの慰めにもなりません。
理想と現実とのギャップを認めないのは、まだ大人になりきれてないから。
大人っていうのは、なんでも自分でできる人じゃなくて、いろんなことに諦観した段階を指すのかも。

プロサッカー選手は、サッカーを愛する者の中でも、選ばれし一握りのみが就くことを許される職で、
その中でもよりすぐりの精鋭のみが、日の丸を付けることを許される―そんな彼らを見つめ続けるのは
厳しい環境に置かれながら敢然と戦い抜く選手へ自己を投影することによって、“自分もそうなった気に”なるためかもしれません。

自分が見た他人は、他者そのものではなく、私の目が映し、心へ…脳へ描き出した像、すなわち陰。

今日の一言:「わ、本当にオレンジ色ばっかりだ!」
(注意:あくまでこの一言は常にフィクションです(笑)やっぱり雪の中、悪戦苦闘のお引っ越しだったんですね。
しかし、何をそんなに持ってきたんですか? 服? 電化製品? まさかサッカー雑誌やビデオの山?!)


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