Land of Riches


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 2001年01月23日(火)   「ハネ、“泥棒”が来てるぞ!」 


今日、医者で樹を描いてきました。イメージするものを全く具現化できない
画力のなさに自己嫌悪へ陥りそうになりながら(^^;

久しぶりにまともな(?)本を買いました。カード払いですけれど(苦笑)
大住さん後藤さんの『日本サッカーはほんとうに強くなったのか』。
本当は別のサッカー本を買いに行ったんですけど、パラパラと立ち読みしてみたら、
著者との価値観のズレが我慢できる範囲を超えているのに気づき、
(ジュビロを悪者扱いされるのは…と書くとバレるかな?)
周りにあった何冊かを物色した結果、今更(9月―シドニー開幕前発行)の購入となりました。

踏み切らせたファクターとして大きいのは、座談会形式で展開されている点でしょう。
文中でも何度か指摘されているんですが、サッカー好きって持論へのこだわりが強いらしいです。
だから、一人がおのれの説をだだーっと書き連ねるやり方だと、どう判断していいのか分からなくて。
もちろん、それは私のサッカーに対する知識が浅はかであるがゆえなんですけど。
それで、いろんな人の意見を一度に消化・吸収できる方に惹かれるようです。

育成・経営・報道など異なる面からサッカーに携わる人を集めて話しているんですけど、
一番印象的だったのはメディアのページ。最近、あるスポーツ新聞の振りまく憶測記事(ガセとも言う)に
振り回されまくっているんですけど―最も新しい例だと相馬さんの手術決意日―もともとスポーツ紙とは
そういう記事で紙面を埋めるというものであって、読者層もそれを承知の人(やや年代高め)がほとんどでした。
(スワローズが生活の機軸だった頃、サンスポをよく買ってましたが、かなり恥ずかしかったです)

#相馬さんは来月上旬の手術を決意されたようですね(ソース不明)

そこへ、野球へのカウンターカルチャー的要素も備えたプロサッカーが登場。
インターネット人口の拡大と時を同じくしてファンを増やしたサッカーフリークたちは
野球ファンに比べ情報に対する関心が強く(=反応が敏感)今までのようには行かなくなりつつある…と。
メディアページに登場された方は全員活字メディアに携わられている方で、即時性ではインターネットやテレビには
どうあがいても勝てないので、どんな切り口で記事を書いているかという話は勉強になりました。

私もサイトで試合を見た感想(レポートなどと呼んでますが、本来とてもそうは呼べない代物)を載せてます。
メディアの方々は、決勝点や監督采配のみならず、勝敗を分けたプレーを浮かび上がらせようとしていらっしゃるようですけど、
試合内容は素人の私が書くより、そうやって努力されている、そしてそれで生計を立てている方の文を読んだ方が
分かりやすいのは当たり前で、私としては、開設以来、現地へ行かないと分からないことを書くようにしています。
変な話ですけど、ベンチの様子とか、試合後の挨拶で先頭にたって歩いてきたのは誰かとか…。

基本的に、試合について書いた文は時系列には従ってません。ある選手の行動をまとめて書くようにしています。
(なにせどう頑張っても一度に3人―ボールも1人にカウント―ぐらいまでしか追えない貧弱な眼…)
“焦点”を定めてそれをずっと見ているので、どうしてもその選手以外に関しては記述が少なくなります。
得点シーンでも、どこからボールが出てきたのか分からなくて、周りにアシストとか確認するのが常ですし(苦笑)

練習は起きたことを順々に書いていけばいいんですけど、試合を文で表現するは本当に難しいです。
特に、代表戦などビジターの皆様も生やテレビでご覧になっている試合は。

…なんかもっと書きたいことあったはずなのにまとまらない! これだから思考=言葉を奪われた私なんて…。
医者には「あなたの悩みは、普通の人がストレスでコンディションを崩したから薬で改善、なんてレベルじゃなくて
性格とか生き方に根付いた深いものだから…」と半ばさじを投げたそうな言い方されました。

そういえば、大好きなあの人にも「やぶちゃんはいつも悩んでる」って言われたっけ。

今日の一言:「拓也が言う『ラデロン』ってマノンってことなんだ!」
(私どっちも分からないんですけど…(^^; man on the behind という意味だそうです)


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