村上隆の「芸術起業論」が面白い。美術を齧ったと思っていた頃はどちらかと言うと嫌いな人だった。全く別のビジネスの世界で生きるようになって面白いと感じた。近い世界に居た頃は理解できなかったことが今は理解できる。ビジネス書のコーナーに置かれる美術書は、これを本当に読むべき人達の目に止まるのか???アーティストの卵達が立ち寄らなそうな場所にあってサラリーマンが「何これ?誰これ?」って思いそうな面白い本。