anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2007年12月04日(火) たぶん、二度とない
陣痛室から更新する日記。

☆月曜日☆
あまりの体調の悪さに辟易して、病院に駆け込んだ。
母体が保たない可能性を示唆され、誘発分娩になりそうだと言われる。
前駆陣痛(本陣痛の予行演習)はあるものの、まだまだ生まれそうにないらしい。

夕方、痛みが増してくる中、友人ヒバナちゃんより電話。
ヒバナちゃんが臨月の時に食事をし、その日の内に妊娠が発覚したという逸話がある。
その時のヒバナちゃんのお腹にいた子供、つぅちゃんから電波(?)を受け取る。
子供同士で呼び合うのかもね、なんて笑い話をする。

夜。食事中に箸が止まるくらいに痛みが強い。
でも間隔はまだ長いし、ごろごろしながら過ごす。
製作中だったブーティ(ベビー靴)を仕上げる。


☆火曜日☆
予定日当日。
まだまだと言われた割に、張りと痛みが規則正しくなってくる。
ちょうど日付が変わるくらいから、10分間隔に。
前駆だろうと思い、様子を見ること3時間。
一応病院に連絡、入院グッズを持って4時くらいに家を出る。
検査した結果、どうも陣痛っぽい…ちょうど予定日だし、ということで入院が決まる。
長々と検査し、5時半くらいに病室(個室)に移動。
でも、陣痛が既に7分間隔なので、そのまま陣痛室に向かう。


で、今。
真っ暗な陣痛室で、日記を書いている。
ちなみに携帯は自由に使えるので、暇は潰せる。
6分間隔になった陣痛に耐えつつ、日記を書く…しかも院内で、なんて、二度とないだろうな。


お昼くらいには
子供の声が聞けるのかな?

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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