anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2007年11月30日(金)
本当は
辛いんだろうなって知っている
安心して心を解きほぐせないから
疲れや、焦りや、苛立ちや、不安や
いろんなものが凝り固まっちゃって
震えて震えて仕方がないんだろうなって
本当は知っている

チカラ抜いても良いんだよ、って
ぐにぐにとマッサージをしてあげたい
肩も、首筋も、腕も、気持ちも

子供みたいに抱っこして、頭を撫でてあげたい
よしよし、大丈夫だから、って

自分がそうされると安心するように
相手もそうされると安心するんだって
きちんとそれは理解している

本当は似てるから

全く違うように見えて
本当はそっくりだから

親になる、けど
自分達もまた子供なんだって
それは否定できないことで
完璧な親になるつもりなんかはない
そんなことは目指していないし望んでいない
大人であり、親である自分と、そうでない自分を
きちんとそのまま見つめて認めていたい

親でしかない、大人でしかない、なんて
そんなのは息が詰まってしまいそうだ
『親』たる者も、『子』たる者も
そんなお仕着せのような堅苦しさを纏いたくない


たぶん、だけど
『親子』という定型枠にはまっていたくないんだな
親だから○○、なんて、役割や定義よりも、まず
一緒にいる仲間でありたいな、と思う

だから
無理して大人振ったり
無理して親振ったり
そんなのばかりじゃなくていい

確かに守るべきことはあるけれど
背負うべきものもあるけれど
親と子、大人と子供、であるより前に
三人の対等な人間でありたい

だから
『大人のくせに甘えるな』
とは言いたくない、な
『甘ったれるな』とは言っても、ね

甘えて良いし、解きほぐして良いんだよ
そのための『帰るべき家』なんだもの

よくわかんないけどね

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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