anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2007年02月05日(月) 常にマイノリティであれ
というスタンスで生きています

私はおそらく、他人に厳しく、自分にも厳しい人間で
何が嫌か、って、一番嫌悪するのが
『こうするしかなかったんだもん』
という言い訳

To be,or not to be
というのは、シェイクスピアの某作品にある言葉ですが
生死という、ある意味最大の問題に於いてすら
選択肢はふたつあるのです

何かに迷ったとき、立ち止まったとき、行き詰まったとき
選択肢がひとつしかない―なんてことは、ほぼありえない
私は常に、そう思っています
それがどんな『問題』であっても

だから
周りが皆『もう止めておけ』と言うならば
私は敢えて『逃げてんじゃねぇよ』と蹴り飛ばします
周りが皆『立ち止まるな』と言うならば
私は敢えて『逃げたって良いじゃん』と提示します

行動の断片だけを見るなら、これほどの矛盾はないかもしれません
逃げるなと言ったり、逃げろと言ったり
だけど根幹に於いての信念はただひとつ

『常に複数の選択肢が用意されているんだよ』
と相手に示してやること

こうするしかない、というのは、言い訳に過ぎない
それは自分の過去と照らし合わせた経験則でもあります
こうするしかない、というのは
自分が他の選択肢を見落としていたか
敢えて目を瞑っていたか
そのどちらか、だろうと思うのです

見落としていたなら、示してやればイイ―
目を逸らしていたなら、向けさせてやればイイ―

複数の選択肢があることを思い知らせる、それが『支え』である、と
少なくとも、私にとってはそうなのです

優しい言葉をかけるだけが
蹴り飛ばすように背中を押すだけが
それだけが『支える』ことではない
そういう信念に基づいて行動するから
時に『気分屋』だとか『矛盾』だとかいう評価を受けるけど
芯になっている行動倫理はたったひとつです

同じ人物に対して
同じような局面に際して
その時々で対応が違うのは、上記のような理由

皆が褒め称えるなら、私は逆にコテンパンに否定をするし
皆が失格の烙印を捺すなら、私は逆にその人を褒めるでしょう

気付きにくい、目を背けたい、そんな選択肢を知らしめる
そこまでは私に出来ることですが
そこから先は、相手にしか選べないことです
結果的に私の提示した選択肢が却下されても
それはそれで構わない、と割り切っています
私の役目はあくまでも、『別の選択肢を提示した』時点で終わりだから


昔のことをふと思い出して書いてみました

考えたら
好きな人に対しては、特にその態度が顕著、だなぁ
そもそも興味も好意もなかったら、放置しかしないから
だからツンデレ扱いをされるのかなぁw


眠前薬が回ってきました
おやすみなさい

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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