anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2005年10月05日(水) AM3:40
作業をしていたら、眠るタイミングを逃した模様。

日曜に結婚式を控え、準備も大詰めに。
とはいえ、手先の作業ばかり。
席札を印刷し、ペーパーフラワーと貼りつけビーズで飾る。
ティアラの編み直し(ワイヤーが弱かったので)。
親族の食事会時のお色直しアクセサリー作成(ドレスは着替えない)。
母親のイヤリング&コサージュブローチも作る。
整骨院。
まつげパーマはまだ…。
明日は冬寿のヘアカラーもしなくちゃ。

時間、足りない。



18の頃
「あと10年もすれば、お嫁に行ってるんだろうなぁ」
母親にそう思われていたそうだ。

22の頃
「これは、あと10年は無理だろうなぁ」
母親にそう思われていたそうだ。

そして27の現在。


19からの8年間は、あっという間で。
そのほとんどが、ストレスとの戦いだった気がする。
少し平安な今だからこそ
「ストレスを感じないなんて、そんなの生きてるとは言わない」
なんて開き直ったりもできるけど
昔は全然ダメだったなぁ、と回顧。


何度も救急車に乗ったし
胃洗浄とカテーテルと人工呼吸器のトリプルコンボも食らったし
1日に処方される薬が、精神科だけで50錠ほどもあったり
累計で半年も閉鎖病棟に入ったり

何やってたんだろう、なんて思うときもある。
でも、なるべくしてそうなったとも思う。
ならなきゃ、たぶん、生きていられなかった。
そして今のこの状態も、なるべくしてこうなっているんだと。
思う。
だから、無駄だとは思わない。
いろんな意味で高い代償を支払ったと思うけれど
その価値はあったんじゃないかと感じる。
今、こうして生きていることが、結果だよなぁって。
都合いいよな、自分。


まだ
治っちゃいません。
精神面で揺れが少なく見える分
身体表現性障害はかなりのものがあったり。
自律神経がダメっぽくて、体温が調節できないし。
過換気も偏頭痛も心因痛も不眠も健在(って表現は変か)。
でも、以前のように、入院を要する事態には陥っていない。
記憶障害も最近はたぶん、あまりないし。
どこかしら悪かったりするのが人間でしょうから
まぁいいじゃない、と思いつつ過ごしています。


先週金曜日
弟がバイクで事故に遭い
顔を36針縫うという大怪我を負いました。
傷が残るだろうという話。
本人は全く気にも留めていないどころか
事故翌日に映画館に出掛けるというお気楽マイペースぶり。
それでも、不憫だなぁと思う。
傷が残るという事実が、ではなく
いつか本人が気に病むこともあるだろうなぁ、という可能性が。


きっと
弟にしろ、母親にしろ、冬寿にしろ、Yosshyにしろ、友人にしろ
私の傷を見たときに、同じことを思ったんじゃないかしら。
ドレスに付属の長手袋からも、くっきり透ける、腕の傷。
コンシーラーやファンデーションで消える傷じゃない。

でも、ホントの傷は、見えないところにあるんだろうなぁ。


とまぁ
いろんなことを考えたり。
人生最大、一大イベント前ですからね。

たまにしか考えないなら
考えてみせようほととぎす

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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