anxious for Heaven鳥かごなんて、最初からなかった。 |
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2004年12月21日(火) | メッセログ。 |
を、読んでいた。 1月から残っている、メッセログ。 自分では(記憶の関係上)全く覚えないなかった時期も 荒れに荒れて希死念慮に捕われていた時期も 挨拶に行くのが不安でたまらなかった時期も 毎日馬鹿な会話ばかりしていた時期も すごくすごく懐かしかった。 とてもとても愛されていたんだなって感じた。 改めて、感謝の念が込み上げてきて泣けた。 ありがとう、っていくら口にしても足りない。 もうお腹一杯だって笑われるまで、何百回何千回伝えたって きっと私自身が満足できない。 だから、たくさん返そうと思う。 言葉で。気持ちで。態度で。 一生かけて、返し続けようと思う。 感謝を。愛を。想いを。 同時に思うのは、昔の恋人達への感謝。 傷つけられたり、泣かされたり、苦しめられたり だけどそれだけで終わっていないから。 どんな辛い目に遭っても。 最近、「林檎」とよくメッセをする。深夜。 4年前を思い出す。毎晩のバイト明けのメッセ。 その頃はまだICQやAIMだったけど。 文字通り、寝る間も惜しんで、語り明かしたメッセ。 思い出す。 別れて正解だった? 林檎が問う。 うん、今が幸せだし。別れなきゃ今はなかったし。 付き合ってたことも、別れたことも、正解だった。 どっちに対しても後悔なんて全くしない。 傷ついて、泣いて、苦しんで、恨んで、死にたいくらい悩んで でも嫌いになりきれなくて、今だってどこかでとても好きでたまらなくて。 林檎との思い出は、今までで一番濃くてハードで辛かったけれど そんな林檎にも、果てしない感謝を覚える。 いい恋愛をしてきたんだなって、恵まれた恋愛をしてきたんだなって 自分でもよくわかる。 好きだった相手を貶すことほどミットモナイ、って そんなのはそいつと付き合っていた自分をも貶すことだって 美意識でそう思って、言い聞かせている部分もかなりあるけれど やっぱり、相手が良かったんだとしか思えない。 シローも林檎もYosshyも。他の人も。 いい人だったし、今でも素敵なヤツなんだって思う。 美点はそれぞれ違えども、心の底から。 冬寿も、そう。きっと。もしいつか離れる時が来ても。来なくても。 シローからは、いつだって現実を見据える冷静さを 林檎からは、自我を支えるための打たれ強さを Yosrhyからは、まるで母港に帰ったような安心感を それぞれ与えてもらった、気がする。 教師という意味でも、反面教師という意味でも。 恋をすれば、心は豊かになる。 …なんて陳腐なことじゃなくて 人と出会い、近づき、離れること 誰かと深く関わり、相手や自分を知ること それで伸びていくのが人間なんだって思う。 恋に限らず。 今、幸せでいられる私の土壌は、みんなに耕してもらったもの。 感謝だけは、忘れたくないんだ。 |
一緒にいられると思ったのは たぶん、間違いじゃない。 |
written by:Kyo Sasaki ☆メール☆ |
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